風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

心と体

菜の花の和え物二種と塩鯖

菜の花の季節だ。 和え物用に買ってきて、少しだけお飾りに取り分けておく。 菜の花のからし和えとくるみ和え、それに鯖の塩焼き。 鯖を食べると腕が痒くなる。アレルギーがあると思う。 にもかかわらず、無性に食べたくなる。

ゴーヤ、にがうり、ニガウリ、苦瓜

ゴーヤは苦瓜と言うだけあって苦い。この苦みは白いワタの部分に多く、水溶性らしいので、スプーンでワタと種をこそげ落として水に浸けると良いらしい。けれど、この苦み成分(モモルデシン)に薬効(血糖値を下げる等)があるので、あまり落としてしまうの…

カマンベールチーズにパプリカ(ビタミンB6、C )をのせて

パプリカと赤ピーマンの違いが分かった。どちらもナス科トウガラシ属のピーマンだが、赤ピーマンは普通の緑のピーマンを追熟したものらしい。 パプリカは別名ジャンボピーマンと呼ばれるピーマンの仲間のようだ。ウィキペディアで栄養成分を見てみると、パプ…

アマニ油(αリノレン酸)

アマニ油は、n-3系列の多価不飽和脂肪酸であるαリノレン酸を多く含む植物油である。アトピーなどのアレルギー症状を緩和するために良いようだ。体内に入ると、EPAやDHAへと代謝される。そのせいか、加熱すると魚の臭いがする。又、酸化が早いため、少量買っ…

マグネシウムが不足すると・・

『心の病は食事で治す』生田哲=著(PHP新書)を読んでいると、「マグネシウム不足でうつ病が発生することが・・」とあった。これを読んでいると、何が不足してもうつ病になるんじゃないの?と思わなくもないのだが、マグネシウムはトリプトファンをセロトニ…

亜鉛(不足すると感情が不安定に!)

生田哲=著『心の病は食事で治す』(PHP新書)の中に「亜鉛不足は感情を著しく不安定にする」(p150)と書かれていて、さらに「亜鉛には、脳から、銅、鉛、水銀、カドミウムなどの有害な重金属を取り除くはたらきがあることが判明している。脳内で亜鉛が欠乏…

春キャベツとエンドウ豆のサワークリーム・スープ

サワークリームは生クリームに乳酸菌を加えて作られた発酵食品のようだ。 このサワークリームを使って春のスープを作りたい。 毎日のお味噌汁に飽きた時のちょっと洋風のお味噌汁代用スープとして・・。材料は春のお野菜、スープに合うお野菜を適量。キャベ…

幻の柑橘、春光柑(しゅんこうかん)

春光柑 淡きひかりの内にあり 春光柑というのはほんとうに淡い春の光を思わせる。 写真の左が小夏、右が春光柑だ。 春光柑は皮を剥いて袋から出しても果汁がこぼれないで果肉の中にしっかりおさまっている。この感じが、淡い光を湛えているように思わせるの…

若竹煮という奴

若竹煮という伝統的な日本料理がある。若布と筍を炊き合わせたものだ。タケノコにはチロシンというアミノ酸の一種が含まれている。ワカメには原発事故でクローズアップされたヨウ素(別名ヨード)というミネラルが多い。チロシンもヨウ素も甲状腺ホルモンの…

核酸という栄養素が放射性物質から細胞を守る

本屋で立ち読みをしていて「核酸」という栄養素を目にした。家に帰って、栄養素の本で調べてみると、「アメリカの臨床報告では、核酸は発がん性物質や放射性物質から細胞を守るとともに、細胞修復にはたらくことが確認されています」(中村丁次=監修『から…

セロリの葉っぱ

セロリは嫌いな人が多いようだ。でも、私は大好き! つわりがひどい時、セロリと果物を合わせたジュースに助けられた。 砂糖のシロップづけでなくて、パイナップルジュースにつけたパイナップルの缶詰とセロリをジューサーにかけたものが相性が良かったよう…

簡単!菜の花(ビタミンK含有)のパスタ2種

今はもう送られてこないが、毎年今頃になると福島からカブレ菜が届いていた。カブレ菜は菜の花に似ているのだが、からし菜なのかもしれない。早い時期のものは葉が柔らかく茎が細かった。後からのものは葉がごわごわした感じで茎が太く、葉よりも茎がみずみ…

鶏ささみ(ビタミンB6食材)料理2種

一つ目は唐揚げ。つけ汁に辛子を使うのがポイントだ。辛子はミョウバンの入っていないものを選ぶ。辛子、砂糖、酒、しょう油を合わせたものに一口サイズにそぎ切りしたササミを一晩漬ける。これに片栗粉をまぶして油で揚げる。私は、いつも少量の油でほとん…

鶏もも肉はパントテン酸食材、ささみはビタミンB6食材

鶏肉は部位によってビタミンB群の含有量が微妙に違うようだ。 もも肉にはパントテン酸(B5)、ささみにはB6が多く含まれているようだ。むね肉にはナイアシン(B3)が多い。パントテン酸はストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの合成を促す働きをするとともに…

鶏むね肉(ナイアシン食材)

鶏のむね肉にナイアシン(ビタミンB3)が多いことを最近知った。 むね肉はぱさつきやすくて美味しく料理できなかったから、これまでほとんど使ってこなかった。 下味をつけたむね肉に片栗粉をまぶして茹でるというのはどうだろう?蒸すのも良いと雑誌に書い…

芹(せり)の白和(しらあ)え

白和へに芹の緑をちらしけりお店に芹が出始めると芹の白和えを作りたくなる。 陰陽五行では、春には青い物を食べると良いと聞くが、春には緑の葉物野菜が出てくるから自然の理に適っているのだろう。セリ科の植物は総体的に血液を浄化してくれるのではないか…

大豆(トリプトファン食材)を(断熱保温調理鍋でⅡ)

大豆にはトリプトファン、マグネシウムが豊富に含まれているようだ。赤ピーマンにはビタミンB6、ビタミンCが多い。 豆料理を得意とする断熱保温調理器シャトルシェフを使って、セロトニンを合成する料理を作ってみよう。作り方 1、昆布と水を内鍋に入れて15…

かぶの葉、ひまわりの種、ちりめんじゃこ、唐辛子(インド伝統医学?)

八百屋なる友よ汝(なれ)の語るをば聞けば楽しき野菜の話八百屋の店先に、みずみずしい葉をつけた蕪を見つけると思わず連れて帰りたくなる。葉を洗って刻んで油で炒めるのだが、ここに何か足したい。いつも必ず入れるのは、上乾ちりめんじゃこ。種実も入れ…

アーユルヴェーダ(インド伝統医学?)

「朝ご飯はしっかり摂るように、ご飯はお茶碗3杯食べるように」と言われて育てられ、朝からご飯を3膳も食べていたかどうかは記憶にないが、子どもの頃は結構それが負担だった。成人して働き始めてから結婚するまでの10年程は朝食は摂らなくなっていた。そ…

ナイアシンとビタミンCと煙草のニコチン

ヒスタミンレベルが低いために問題を抱えている場合、ナイアシンとビタミンCを摂るのが良いというのだが、このナイアシンについて書いてみたい。 ナイアシンはビタミンB3のことだが、化学構造が煙草のニコチンに似ていたために、最初、ニコチン酸と名付けら…

カミツレ茶(ジャーマン・カモミール)

カミツレ茶の湯気の向こうで風邪心地初めてハーブというものを知ったのは、広田靚子さんの『HERB BOOK』(山と渓谷社)だった。この本の中に、カモミールが発汗作用の働きでひき始めの風邪を治すと書かれてあったので、結婚して娘が生まれてからも風邪をひく…

ストレスと副腎皮質ホルモンとビタミンC

娘が帰って行った。生まれつきアトピー性皮膚炎で、夜間付き添いのアルバイトと学校のレポートに追われてストレスフルな生活を送っている娘の皮膚はぼろぼろだった。酷い肌を見ていると、私はこれまでいったい何をやってきたのだろうと自分の無力さ加減に泣…

白うさぎのクリスマス・サラダ

白うさぎのフルーツサラダをクリスマスカラーで作ってみた。 イチゴ、アボカド、カッテージチーズ、オリゴ糖、レモン果汁。 アボカドにはトリプトファン、ビタミンB6が多く含まれているようだ。 イチゴにはビタミンCが多い。ナッツ類を加えるとマグネシウム…

さつまいも(ビタミンB6食材)のキンピラ

徳島出身の方がお里帰りのおみやげに鳴門金時を持ってきてくださった。徳島では、さつまいもでキンピラを作るとお聞きして早速作ってみた。 ごぼうのキンピラを作るときも、ごぼうだけで作ることはないので、今回も数種類の野菜を入れてみる。サツマイモ、ゴ…

さつまいも(ビタミンB6食材)のポタージュ

ビタミンB6というのは、つくづく大事な栄養素だと思う。生田哲=著『心の病は食事で治す』には、「もしB6が不足すると、乳酸が蓄積するため、不安になる」と書かれている。又、大沢博=著『食事で治す心の病』では、統合失調症の患者の中に尿にピロールが高…

白うさぎのフルーツサラダから

『自閉症の才能開発』のテンプル・グランディンさんは長年抗うつ剤を服用されていると言う。「神経組織を鎮める要素である脳の中のセラトーニンの分泌を促す抗うつ剤は、しばしば自閉症者に効果がある」と書かれている。 『心の病は食事で治す』では、ビタミ…

ヒスタミン・レベル

『心の病は食事で治す』には、ヒスタミンレベルの低い統合失調症患者はビタミンCとナイアシンを摂取してヒスタミンを正常範囲内におさめることで、失調症状を改善するということが書かれてある。逆に、高ヒスタミンの患者にビタミンCとナイアシンを投与して…

ナイアシンとビタミンCたっぷりの料理

毎日の食事で魚と果物ばかり食べているというのも芸がないので、きのこの中ではナイアシン(VB3)の豊富なマイタケを使って簡単な料理を作ってみたい。乾燥させると、含有量がアップする。ナイアシン食材としてマイタケ、ビタミンC食材としてジャガイモ、ピ…

統合失調症

生田哲=著『心の病は食事で治す』の中には、「ヒスタミンレベルが高すぎるか、低すぎることによって、心の病や神経の異常な興奮が発生していたのである」と書かれている。又、大沢博=著『食事で治す心の病』(第三文明社)でも、統合失調症の患者の生化学…

生田哲=著『心の病は食事で治す』

「分子整合精神医学」という医学の分野が提唱されてきている。 「分子整合精神医学」というのは、体内の栄養素の状態を検査し、不足している栄養素をサプリメントで摂取して身体を生化学的に整えるというもののようだ(これは私の解釈なので、正しくは、柏崎…