風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

レンテンローズが俯いてしまうので・・

レンテンローズが、 俯いてしまうので、 高い ところに 置いたら、 光の方に、 顔を向けてしまった。 闇の中でも主はわたしを見ておられる。夜も光がわたしを照らし出す。(詩編139:11)天におられる神に向かって…心を上げよう。(哀歌3:41)

「罪」とは − ドストエフスキー『罪と罰』23

「罪の重荷をイエス君にぞ、われはことごと任せまつる」(讃美歌269番) こんな歌詞がやたらと身に沁みるときがある。 良かれと思ってやったことが裏目に出る。『罪と罰』にはそういうことが描かれているように思う。 マルメラードフは、幼い子どもを抱えて…

自分自身をかけて・・(ヨハネによる福音書 4:39〜42より礼拝説教)

聖書:ヨハネによる福音書 4:39〜42(新共同訳) 昨年の9月からこの 4:1 から始まるサマリアのシカルで名も知られぬ女性とイエスが出会われた話を聞いてきました。きょうはその物語の最後の場面です。 イエスの一行はガリラヤへと行く途中、サマリアのシカ…

「愛の対象は、今、ここで私の目の前にいる、一人の具体的な人間なのである」(八木誠一)と、ソーニャ − ドストエフスキー『罪と罰』22

ソーニャも急に椅子から立ちあがり、おびえた目で彼を見つめた。彼女は何か言うことがあり、何かたずねることがあるような気がしたが、それがなかなか口に出なかった。それに、どういうふうに切りだしたものか、わからなかった。「どうして・・・・・どうし…

2020年2月号の『聴く』

〈 聖書を読む 〉