風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

気圧が下がっていくとき

このドヤ顔も、人の命よりカネカネカネ。 関西電力社長・八木誠:高浜原発が早期再稼働すれば料金下げる。大飯原発3,4号機が再稼働すればさらに下げる。 でも本当は原発なくした方が電気料金は安くなるっていう試算が出ている。 pic.twitter.com/oTgd0qOx…

赦しを受容するということは・・(ティリッヒと『カラマーゾフの兄弟』から)

ただ赦しの受容のみが、怒りの神のイメージを究極的に妥当する愛の神のイメージに変えることができる。(ティリッヒ=著『組織神学第二巻』「1D4絶望の意味とその諸象徴」“ b 神の怒りの象徴 ”(新教出版社)より)大好きなティリッヒの神学書からの引用で…

「参りました」と項垂れること

田中昌人/田中杉恵=著『子どもの発達と診断』(大月書店) この「子どもの発達と診断」のシリーズは、私が教員をしていた頃に仕事関係のものとして読んでいた中の一冊である。 1歳をすぎた子どもたちは、要求がいれられないときにだだをこねます。しかも、…

揺する、撫でるーA. Jean Ayres=著『子どもの発達と感覚統合』から

随分前に、「ふれる、さする」というカテゴリーを作って記事を一つしか書いていなかった。このカテゴリーには、Ayres の『子どもの発達と感覚統合』からの引用を掲載して紹介するつもりでいたのだった。 治療手段としての豊かな環境 前庭刺激と未熟児 子宮は…

愛である神に似せて造られた者達

こういった光景は確かに目にしたことがある、と思う。 罪の世界に身を置いて極限の状況に遭遇する時、「これが人間か」と思えるほどの人間の本質に行き当たることがあるのだと想像する。そしてその認識が「正しい」と認めざるを得ない世界に私たちは生きてい…

母の吾(われ)との時間ーとらえなおして、何度でも捉え直して・・

記憶の中から欠片を一つ取り出して角度を変えて見てみると、その欠片がきらきら輝いて見え始める場合がある。娘(こ)は母を継ぎてゆくらし右足の痺れ増しゆく夕陽迫りてとんとんと寝かしつくる吾を真似て背を叩き呉る幼き吾娘は 母は娘を支配するとふわが胸…

夏目漱石『夢十夜』「第三夜」、再び

『夢十夜』が見つからないまま、再び、「第三夜」について書こうとしている。本当はもう一度読み返してから書きたかったのだが・・。「レヴィナス」と、夏目漱石『夢十夜』「第三夜」について書いていて、それまで、一方向からの罪の自覚とばかり捉えていた…

その先へ

● 2/18「翁長沖縄と共に闘おう」東京大集会ーのお知らせ。2月18日(午後6時〜)、豊島公会堂で、小沢一郎議員、翁長雄志沖縄県知事をお呼びして、「翁長沖縄と共に闘おう東京大集会」を、開催します。是非、ご参加ください。● 読書『「戦後保守」は終わっ…

大口玲子さんの歌の向こうに葛原妙子の短歌が見える

初笑海馬のなかに散らかして https://t.co/x1zJXimRZi #haiku #fhaiku #kigo— いらくさ (@irakusaa) 2016, 1月 13 寒夜このデモにまぎるる瘦身の今も地上を歩むイエスは 大口玲子『桜の木にのぼる人』大口玲子さんの歌集『桜の木にのぼる人』の中にこの歌を…

歌ひながら嘆きながら

● 大型風車の音がうるさい 雪原をわたる大型風車の騒音が気になってきました。 西側の窓からすぐそこにそびえたつ風車。我が家から500mはなれているかどうか。 この騒音をあと何年がまんしなければならないのだろう。 20数年前に思い描いた 風車→オラ…

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記2〜

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記2〜 カンボジアという国は知らなくてもアンコール・ワットという名前を知っている人は多いのではないだろうか。…。 アンコール遺跡群の観光拠点となるシェムリアップから車で約20分。密林の中から忽然と古代…

寒林(かんりん)

● 『競艇とリバランシング・ソサエティ』(笑)と『11月の賃金』、それに0108 再稼働反対!首相官邸前抗議 と、いうことで、今週も官邸前抗議へ 年明け初めての抗議です。見知った顔の人たちが互いに『おめでとうございます』とあいさつしています。今日の…

「あなたはわたしの愛する子」(ルカによる福音書3:1~22からの説教抜粋)

ルカによる福音書3:23〜38の説教は ↓ http://fruktoj-jahurto.hatenablog.com/entries/2016/01/06キリストの系図たどればアダムから神にいたると聖書は告ぐる むろん、ティリッヒに ルカによる福音書読めばわたくしの根底に神のありて支ふるルカによる…

石川伸一『料理と科学のおいしい出会い』の理論から考えて、昆布で出汁をとる時はシャトルシェフを使うのが一番だと思う。

京料理の要となる昆布だしについて、大学の研究者らによる実験で「昆布のグルタミン酸を最大限に抽出するには六〇℃を保って一時間加熱するのがいい」という結果が出ました。(中略)しかし、六〇℃、一時間加熱を続けて鍋の中の温度を八五℃まで上げたら、火を…

「見ざる、言わざる、聞かざる」の申年が始まる

● 読書『私たちはどこまで資本主義に従うのか』(ヘンリー・ミンツバーグ) 上にリンクした記事を拝見して、やれることは色々あると思った。 今日は午後に津波の誤報が入ったので海の見える高台に車で行き、帰りに関電前を通って閑散としていたのでスタンデ…