風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

牧会のために

偶像崇拝とは・・。(牧師とは?牧会とは?)

この前の日曜は受付当番だった。しかし年に1,2度受付に立ってもただ突っ立っているだけで体がスムーズに動かない。それで、気が利かない。 傍らに立っていた執事さんが初めてお見えになったらしき方に「この教会は初めてですか?」と声をかけられた。する…

日曜の送迎車について(牧会に関連して)

日曜の朝に、聞き取りにくい声で電話がかかってきた。お名前を名告っておられるようなのだけど、はっきりと聞き取れない。そこで思い切って「教会員の方ですか?」と尋ねた。すると、「教会員ではないですけど、お迎えに来て貰えないですか?」と仰ったよう…

牧会について(夫のやってきたことと、私の考え)

神学校の牧会学の授業だけでは十分でないと思っていたようで、夫は、牧師になった頃から、カウンセラーの講習を受けたいと言っていた。けれど、そういったものは受けないまま今日まで来た。目の前に起こってくる課題に取り組むだけで精一杯だったかと思う。 …

牧会のための覚書3(赤星進=著『心の病気と福音 下』から)追記あり

四 神経症の治療について (3)精神科カウンセリング(精神療法) (略)そのすべてに共通していることは、治療者は患者さんを直接に助けるのではなくて、患者さんが自分で自分を助けられるように助けてあげるということであります。このことは、いわゆる支…

牧会のための覚書2(岡田尊司=著『パーソナリティ障害』から)

現在、境界性パーソナリティ障害は、ずっと狭い意味で定義されているが、かつての名残は、今もすっかりなくなったわけではなく、「境界性(ボーダーライン)」と診断されているパーソナリティ障害には、他のタイプのパーソナリティ障害が含まれていることも…

牧会のための覚書1(岡田尊司=著『パーソナリティ障害』から)

この本の巻末にある「パーソナリティ自己診断シート(DSM-Ⅳに準拠)」で、回避性パーソナリティ障害の項にはチェックが入らなかったのだが、中を読んでいると、こういうのとても良く分かると思えるところがあった。 ある患者さんがこんなエピソードを話して…

日々雑感(教会のこと、牧師のこと)

「牧師先生はお戻りですか?」と、夫が倒れてから度々電話がかかってきた。牧師が退院してきたら礼拝に出るというのである。この方はうちの教会員ではない。 私が、「○○さんですね」と言うと、「名前なんてどうでもええやない!}と偉そうな返事が返ってきた…