風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

大好きな米津玄師にちょっとイチャモン(『カナリヤ』)

『カナリヤ』のMVがユーチューブに上がってきたようだ。やっぱり本人が歌ってるのが一番いいよね。でも、映像はちょっと気に入らないところがあるのでリンクしないことにする。 米津玄師アルバム『STRAY SHEEP』より「カナリヤ」 この歌の歌詞の中で最も注目…

『聴く』10月、11月号

11月は逝去者記念の月として、今年亡くなられた方の葬儀の辞を掲載した。 この方はご自分で葬儀のための聖書箇所を選んでおられた。 主は新しい歌をわたしの口に授け、われらの神にささげるさんびの歌をわたしの口に授けられた。多くの人はこれを見て恐れ、…

岩尾淳子=文(砂子屋書房『一首鑑賞 日々のクオリア』)より抜粋リンク掲載

病苦より逃れんとしてキリストに触れたりし指どこまで伸びる 松村由利子 『光のアラベスク』 砂子屋書房・2019年 (略) 理由のない苦しみには耐えられない。罪と許しとの相関のなかに苦しみを理由づけることで救済が与えられる。作者は、そういう人類の…

山崎行太郎=著『小林秀雄とベルグソン』(電子書籍)、読み終えて・・

山崎行太郎=著『小林秀雄とベルクソン』は次の言葉から始まる。 矛盾にぶつからない思考が合理的なのではない。矛盾にぶつかることを恐れない思考が合理的なのである。つまり矛盾に直面しない思考とは、中途半端な思考であり、いわば矛盾することを恐れて、…