風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

娘を支えた聖書の御言葉

『聴く』に載せるために依頼していた「聖書の御言葉」が選ばれて娘から提出された。けれど、来春にはここを辞めるので、『聴く』を出せる回数も限られている。それで、このブログに載せることにした。2013年から2017年、いや今年に入ってからも、娘はアトピ…

百年の孤独蔵して・・

百年の孤独蔵して蟻の道 「コリアンダーは昔つくつていましたよねぇ」それほど昔と思わないまま いやぁもう30ねんはゆうに過ぎたヤブカラシの蔓たぐりよせつつ せんねんはいちにちのよういちにちはせんねんのよう夢のまた夢 バビロニアは確か神に用いられ・…

パウル・ティリッヒ説教集『永遠の今』より

教会の古い本を処分するというので貰い受けたパウル・ティリッヒの小さな説教集を、読まずに持っていた。娘がティリッヒを読みたいというので渡すと、「ティリッヒがこんなことを言っている」と教えてくれるので、気になって、逆輸入のように借りて読んでみた…

ヘブンリーブルーを・・

秋の終わりに 夕暮れ近くまで咲く ヘブンリーブルーを 籠に・・。

葛原妙子の短歌とキリスト教

私が葛原妙子について書き始めたのは、川野里子氏の『幻想の重量 ー 葛原妙子の戦後短歌』を読んだからである。川野氏はこの中でこう書いている。 しかし信仰を語るとき葛原にとって「血をわけた」ことがさらに問題になる。亡くなる五ヶ月ほど前に入信した葛…

『聴く』10月号

今年5月に特別伝道礼拝でお迎えした先生は、説教を原稿にまとめられず、講壇に立って、その場で語られるという方であったので、『聴く』には私の感想のような形でまとめて掲載させていただくことにした。 説教:「新しい人」 聖書:「創世記3:1〜7」、「ヨハ…

上の血圧と銅とフェニルアラニン、下の血圧とナイアシンとコリン

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。 このところの夫の状態について血圧との関連でちょっとメモっておこう。 ナイアシンとコリンを摂りすぎてアセチルコリンが造られすぎると、体は「酸素を消費する好気的代謝から、…

ガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』からティリッヒ神学へ

「これがどういうものなのかずっと分からなかったんです」と彼女が言った。 彼はいちいちその場所に彼女の手を導きながら、教師のように生真面目に説明してやり、彼女は彼女で模範的な生徒らしくおとなしく言いなりになっていた。頃合を見て彼は、明かりをつ…

杉田水脈の「LGBTは生産性がない」から創世記の言葉へ

しばらく前に、杉田水脈議員の差別発言について言及して、「安倍政権の方針に従って『富国強兵』政策を喧伝しようとしたということであり、『生産性』=『産めよ、殖えよ、兵士となって戦えよ』ということだ」、とツイートした。それから、「うめよ、ふえよ…