風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

春キャベツとエンドウ豆のサワークリーム・スープ

サワークリームは生クリームに乳酸菌を加えて作られた発酵食品のようだ。 このサワークリームを使って春のスープを作りたい。 毎日のお味噌汁に飽きた時のちょっと洋風のお味噌汁代用スープとして・・。材料は春のお野菜、スープに合うお野菜を適量。キャベ…

蝶生まれ

ちょっと高めに花を飾って蝶うまれ この句の花は、豆の花のイメージ。 写真は、カラスノエンドウ、ムラサキケマン?ハナニラ。 ハナニラはヒガンバナ科orネギ科。 ムラサキケマンはケマンソウ科。 カラスノエンドウはマメ科。 スイトピーだと、妖精が生まれ…

磯ひよどりの啼く春は暮る

雨に啼く晴天に啼く淡墨(うすずみ)に磯ひよどりの啼く春は暮る 磯ヒヨドリの声が聞こえてくると愁いが胸に満ちてくる。

ツバメが来た

駐車場の灯りをつけに行ったらツバメがいた。磯ヒヨドリに巣を壊されて以来、この辺りにツバメが来なくなったと聞いていた。壊されたまま残っていた巣の跡に止まって眠っているようだ。こちらに来て2月頃に初めて磯ヒヨドリの声を聞いたときは、「ツバメだろ…

ツバメ来る

ツバメ来る おやゆび姫を乗せて来る 子どもの頃、初めて買って貰った絵本は『おやゆびひめ』だったと思う。いや、買って貰った記憶はない。買って欲しいとねだったおぼえもない。子どもは私一人という家の中に『おやゆびひめ』の絵本だけがあった、という記…

白山吹(シロヤマブキ)

山吹の白でなくて、シロヤマブキ。 山吹の白は五弁花。白山吹は四弁花。 庭に放り出していた蘭の鉢にいつの間にか花が・・。

幻の柑橘、春光柑(しゅんこうかん)

春光柑 淡きひかりの内にあり 春光柑というのはほんとうに淡い春の光を思わせる。 写真の左が小夏、右が春光柑だ。 春光柑は皮を剥いて袋から出しても果汁がこぼれないで果肉の中にしっかりおさまっている。この感じが、淡い光を湛えているように思わせるの…

若竹煮という奴

若竹煮という伝統的な日本料理がある。若布と筍を炊き合わせたものだ。タケノコにはチロシンというアミノ酸の一種が含まれている。ワカメには原発事故でクローズアップされたヨウ素(別名ヨード)というミネラルが多い。チロシンもヨウ素も甲状腺ホルモンの…

核酸という栄養素が放射性物質から細胞を守る

本屋で立ち読みをしていて「核酸」という栄養素を目にした。家に帰って、栄養素の本で調べてみると、「アメリカの臨床報告では、核酸は発がん性物質や放射性物質から細胞を守るとともに、細胞修復にはたらくことが確認されています」(中村丁次=監修『から…

桜蕊(さくらしべ)ふる

逝きし人語り来ぬがに桜しべ降る[[[

バルトとティリッヒ

村上伸さんの『ひかりをかかげてディートリッヒ・ボンヘッファー ヒトラーとたたかった牧師』という著書がティーンエイジャー向けで出ているようだ。まだ読んでいないのだが、「ヒトラーとたたかった」ということなら、カール・バルトについてもパウル・ティ…

瓦礫処理問題についてこんなブログを見つけた

瓦礫処理について色々掲載しているこんなママさんブログを見つけた。 ↓ 「琴線」 だが、このところ大飯原発再稼働の準備も着々と進んで、「死なば諸共」の観を呈してきている。いや、チェルノブイリから2000キロ離れた牧草から未だに高い放射性物質が検出さ…

葛原妙子14

悲傷のはじまりとせむ若き母みどりごに乳をふふますること 十字架を組みたる材はなにならむ荒れたる丘の樫のたぐひか 風媒のたまものとしてマリヤは蛹のごとき嬰児を抱(いだ)きぬ 「葛原妙子5」で取り上げたこの三首は、妙子の第五歌集である『原牛』の中…

葛原妙子15

「ラビ安かれ」裏切のきはに囁きしかのユダのこゑ甘くきこゆる『原牛』 「葛原妙子12」で私はこの短歌を取り上げて、「ここにも、イエスを十字架にかける罪ある者として自らを捉える視点が働いている」と書いたのであったが、考えてみれば、裏切るというの…

春の途(みち)

陽落ちゆく ここはエマオか春の途 道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか(ルカによる福音書 24:32)

春の孤独を

あの人が歌っているよあの人が歌ってるとき淋しきとき喜びは分かち合えない哀しみもひとりでそっと涙するだけ 哀しみを分かち合うことはできない。どんなに身近な人であっても、抱えている哀しみをそっと見つめるだけだ。さて、一同はゲツセマネという所にき…

セロリの葉っぱ

セロリは嫌いな人が多いようだ。でも、私は大好き! つわりがひどい時、セロリと果物を合わせたジュースに助けられた。 砂糖のシロップづけでなくて、パイナップルジュースにつけたパイナップルの缶詰とセロリをジューサーにかけたものが相性が良かったよう…

春はやっぱり卵料理(セロリの葉を入れたオムレツ)

オムレツというより卵焼きになってしまった!塩、シナモンパウダー、牛乳、セロリの葉っぱを入れて・・。札幌にキッシュを上手に作る友人がいたのだが、耐熱容器に入れてキッシュ風にしても良いかも。

春の夢

「Le Petit Prince」 春の夢 apprivoise-moi!と 君に言ひ

春は黄金の夢の中ーKalafina

[春は黄金の夢の中 作詞梶浦由記静かな山査子の祈りのように 一人で震えてる寂しい月影 今爛漫の花びら 永久の春 まだ貴方に会える日まで どれだけ遠く心に留めたのは木霊の調べ あなたの優しさが遠くで響く さあお休み、金色の夢に遊んで まだ貴方に会える…

梨木香歩=作『からくりからくさ』

地獄の淵を歩くような苦吟の思いが祝福を深くする。 祝福と怨念が、表裏一枚の織物のように、互いの色を深めている。 そういうことがありうるのだろうか。・・・・・・・・。夜はだんだん白み初めていた。東の空は、まるで焼けてしまった紀久の紬のように 様…

赦(ゆる)しを乞う

赦せない思いに苦しんだことがある。 人を赦せない自分だからこそ赦しを乞わなくてはならないと思う。死の残酷消炭のごとあはあはと描けるサザーランドの「荊冠」 葛原妙子歌集『鷹の井戸』より

復活の

わが胎に春の雨音聞く児かな復活の扉ひらきて胎児逝く 胎内で死んでしまった子の処置がなされた翌朝は、イースターの礼拝のある日曜だった。そんなふうだったせいか、その子が私の罪を背負って逝ったように思えてならない。もちろん、キリストの代わりにその…

洗足の木曜日

主によりて足洗はるる春の宵春塵の足おづおづとさし出だし 過越の祭の前に、イエスは、この世を去って父のみもとに行くべき自分の時がきたことを知り、世にいる自分の者たちを愛して、彼らを最後まで愛し通された。夕食のとき、悪魔はすでにシモンの子イスカ…

春の闇

30年ほど前、美術展で買った絵ハガキ。「ねたみ」という題のこの絵に圧倒されて思わず買ってしまったけれど、ちょっと誰にも出せそうになくて、ずっと持っている。憤りはむごく、怒りははげしい、しかしねたみの前には、だれが立ちえよう。(箴言 27:4)妬…

ある時

友達と遊びたき子に春時雨 ↓ もう少し遊びたき子に春時雨 友達の帰りし原に蝶追ふ子 昔作った俳句二つを、短歌風に一つにまとめてみた。友達の帰りし雨の原っぱに一人蝶々を追ってる子 この時の蝶々はモンシロチョウだ。黄色い蝶々だと明るすぎる、あたたか…

淡月(たんげつ)

淡月に桜は影を揺らしをり淡月に桜の影を揺らしをり 影を揺らしているのは誰だろう?風だろうか? 自分で作っておいて、自分の作った俳句に考え込んでいる。 そもそも桜が自分で揺れることなどありはしないのだ。けれど、「桜は影をゆらしをり」と作りたい!…

春燈に、夜桜

城址に春燈点り桜咲くこの夜桜を母は見しやと 働いて働いて来た母よあなたに夜桜の舞ひし日ありや 北海道から連れ帰って5日で母は亡くなった。 帰ったら、車椅子でも住めるように小さな家を建て替えて、時折施設から我が家に戻れるようにしよう、そんなこと…

信州ハム

いつも買っていた発色剤、保存料無添加の信州ハムが近くのスーパーで取り扱われなくなった。あまり売れないからだと言う。色鮮やかにぴかぴか光っている方が体に悪くてもやっぱり売れるんだな、とがっかりする。一つだけ売れ残って半額になっていたのを、食…

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楽天ブログ「明石家さんまさんに聞いてみないとね」の源義經さんの記事、「瓦礫問題で飛び交う情報で人の本心が見えてきた」をシェアさせていただきました。確かに、放射能を浴びた瓦礫と浴びていない瓦礫を一括りに考えてはいけないだろうと思う。放射能を…