風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

人から感謝されたい、感謝されたい、感謝されたい、と人ばかり見ている人間

人から感謝されたいと思っている人間のなんと多いことか。本当に気分が悪い。「誰かの役に立ちたい」という思いは諸悪の根源だろう、と思う。自分の無知と無力を悟らないで、誰かの役に立とうとすれば、最悪の場合、人を死に至らしめるということを分からな…

欲がはらんで罪を生み(ヤコブの手紙1:15)

欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出す。(ヤコブの手紙1:15) 最初は、「役に立ちたい」という思いから始まったのだ。 だから、何も言わずに見守ってきたのだ。 けれど、その「役に立ちたい」という思いが、功名心という欲望へと変質していくのだ。…

愛がなければ・・。(コリント人への第一の手紙13章)

この人は何をしているのか?と思うことがある。 愛しているのだ、と答えるだろうか? しかし、「愛は隣り人に害を加えることはない」(ローマ13:10) 愛そうとするなら、命懸けでそうしなさい。 そうでなければ、キリストの愛を理解することは出来ない。 主…

命懸けの、だけど、死にそうな時は足の塵を払い落として出ていくのも一つの方法かも知れない

この男よくよく話を聞いてみれば理屈は通っているのだが 「脳の一部分ばかりを使い続けていると血圧が高くなる」、「文章を書いたり等、思考をアウトプットするための知的作業が続くと血圧が高くなる」というようなことを書いたものをどこかで目にした。逆に…

白く

● しろじろとペンキ塗られし朝をゆきこの清潔さ不安なばかり 斎藤史『うたのゆくへ』 「白」の清潔は、プラスの価値として捉えられることが多いが、怖れや不安や極限の緊張を引き起こすものでもある。(今井恵子『一首鑑賞 日々のクオリア』より抜粋引用) …

逝去者記念礼拝説教(ダニエル書12:1~3)

2017年8月13日(日)主日礼拝 逝去者記念礼拝 聖書箇所:ダニエル書 12:1〜3(口語訳) きょうは逝去者記念礼拝です。先に召された兄弟姉妹たちを覚えて礼拝を守ります。 今、ダニエル書を読みました。聖書の中ではここで初めて「永遠の生命」という言葉が…

ニンニクと亜鉛と銅と鉄

新しい関連記事 ↓ meromeropy77.hatenablog.com私が結婚して家を出た後、一人暮らしを始めてから母は多血症になった。ウィキペディアの「真性多血症」のところには、「正常な造血細胞は、…エリスロポエチン受容体がある。エリスロポエチン受容体にはエリスロ…

「現代の実存主義は…非存在を存在自体の上位に置いた」(ティリッヒ『組織神学 第一巻』より)

人間のみが自己自身の存在また他のあらゆる存在の限界の彼方を見ることが出来るので、人間のみが存在論的問題を問うことが出来る。…。人間のみがこの立場に立ちうるのは、…。彼は「存在すること」に縛られていない、彼は無を見据えることが出来る、彼は存在…

逝去者記念礼拝

今日は、逝去者記念の礼拝だった。 「私達の為に死んで下さった主イエス」を思うことのできた良い礼拝だった。今日、会堂に活けられていた花。 赤い花達を入れているのに、涼しげに見える。 雪柳の葉を使っているからかも知れない。 夏の木陰を思わせてくれ…

御言葉の前に深く静まるとは?

御言葉の前に深く静まって神の言葉を聴き取る。御言葉の前に深く静まるとは、どういうことだろう?戒めや律法というのは、罪を抱える人間が間違いを犯さないようにと神が与えて下さった恵みの賜物だと言える。モーセは若き日に、苦役にかられる同胞を憐れん…

讃美歌320番「主よみもとに近づかん」ー逝去者記念の讃美歌紹介に長老が選ばれた讃美歌

以下は、長老に書いていただいた逝去者記念の讃美歌紹介の抜粋である。 この紹介文は、「逝去者記念礼拝は教会の先輩達、父母、兄弟姉妹達、子供や孫達、友人達、懐かしい人達に思いを馳せる時だと思いますが、真先に思うべきは、私たちの為に死んで下さった…

かのこゆり