風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

仙人草の繁れる宇宙(いえ)

わたくしはここにいます仙人草の白く繁れるあなたの宇宙(いえ)に 牧師館の庭は私の手に負えない状態で、今年は仙人草が金柑の木の上から垣根の上に生い茂った。何とかこの庭を私の手中に収めようと冬枯れの間に色々試みてはみるのだが、元来、仙人草や露草…

露草ってカマキリに似ている気がする・・

『はだしのゲン』の投げた波紋は私の中で広がったまま、そして8月はまだ終わっていなかった

「私はこれまで、子ども達に原爆を扱ったものは読み聞かせないようにしてきた。それは、戦争について被害者意識に立って語り伝えたくないと考えたからだ」と書いた。けれどこれは少し違っている、と思った。私は原爆の被害を直接受けた者ではない。私の家族…

我を汝に蟬時雨

城址の我を汝に蟬時雨 夏期実習にみえていた神学生からお礼の葉書が届いた。裏山の城址に登っていつも黙想なさっていたようだったが、その葉書に「蝉しぐれ」の句が添えられてあった。それで、その句を本歌にして(マルティン・ブーバー『我と汝』から発想し…

「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりである(コリント人への第一の手紙1:31)

「これまで、「誇る者は主を誇れ」(コリントの信徒への手紙二10:17)という御言葉を何度も聞いてきたが、もう一つすっきり納得できないでいた。」と書いてから、なぜ納得出来ないでいたのだろうと考えた。 どうして「主を誇る」のか、これまでにも聴いたこ…

雷雨過ぐ

「終わりあり!」高らかに告げ雷雨過ぐ 朝から大汗をかきながら、「八月の終わりにまだこんなに暑いなんて許せない!」とイライラ、ピーピーしていた日の午後、凄まじい雷雨になった。その雨が止むと、ひんやりと涼やかな空気が流れた。翌日は又、朝から暑か…

プライド(誇り)について考えるー鷲田清一著『大事なものは見えにくい』から

『はだしのゲン』の閉架措置事件があってから又「誇り」についてあれこれと考えていた。そんな時に本屋で手にして、「いいなぁ」と思って買ってきた文庫本の中に「プライド(誇り)」について触れた文章があった。鷲田清一=著『大事なものは見えにくい』(…

小学生の頃に『はだしのゲン』を読み、後、漫画家となった米国女性の短編作品が和訳されインターネット上で紹介されている

東京新聞:「はだしのゲン」の衝撃 米少女を漫画家に:社会(TOKYO Web)はてなブックマーク - 東京新聞:「はだしのゲン」の衝撃 米少女を漫画家に:社会(TOKYO Web)この記事は、へんてこ日記のへんてこさんに教えていただいたものです。米国で、『はだしのゲン』…

『約束の国への長い旅』篠輝久=著(リブリオ出版)と『杉原千畝物語』

篠輝久=著『約束の国への長い旅』(リブリオ出版)娘が「どうしてユダヤ人ってあんなにいじめられなきゃならなかったんだろう」とつぶやいた時から、私は何か良い本はないだろうかと探していました。そして、この本に出会いました。篠輝久=著『約束の国へ…

誇りー葛西弘吉=作

誇り 葛西弘吉 配給の食事を待つ 子供達 老人達 数えきれない彼らの列が 熱い大地にえんえんと連なる 木の器にそそがれる 一杯のとうもろこしの汁 盲目の老人が 地面にこぼした汁を土ごと喰う 配給所の柵の周り 飢えた大人達が中をのぞいている しかし決して…

『アンネの伝記』から『みどりのゆび』へ

以前、こんな本の紹介文を書いた。 アンネ・フランク作『アンネの童話集』 4年生の頃,学校の図書室でアンネの伝記を読んだ娘は「どうしてユダヤ人ってあんなにいじめられなきゃならなかったんだろう」と物思いに暗く沈んでいたことがあった。子どもだって…

『はだしのゲン』と放射能汚染水海洋流出放置のどちらが国益を損なうか!(2013年08月22日のツイート

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主の招く声が(讃美歌21−516番)

1 主の招く声が 聞こえてくる。 日ごとにやしない、新しく生かす、 私たちを 招く声が2 呼ばれるこの身は 力も無く、 この世の重荷と わずらいの中で くびきを負い、あえいでいる。 ・ ・5 主の招く声が 聞こえてくる。 こんなに小さな 私たちさえも みわ…

夏のにほひを

木洩れ日に夏のにほひを残す朝

日米地位協定と・・・(2013年08月19日のツイート

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「はだしのゲン」貸し出し禁止要請と従軍慰安婦問題

8月17日土曜日の新聞の24面に、松江市の市教委が市内の全小中学校に『はだしのゲン』の貸し出し禁止要請を出していたという記事が載っていた。映画『図書館戦争』(原作=有川浩)で描かれているような戦争が実際に勃発しそうな気配を感じる。私はこれまで、…

福音へと(神学生夏期教育実習終了)

神学生の夏期実習が終わって、帰って行かれた。 7月2日に来られて、水曜の祈り会の「ガラテヤ人への手紙」からの奨励5回、「マルコによる福音書」からの日曜の礼拝説教4回、うち2回目は近隣の小さな二つの教会へ午前と午後の2回奉仕というハードなスケジ…

御言葉(説教)に聴く

「御言葉(説教)というのはどのように聴けば良いのだろうか」と、この何年かずっと考えていた。礼拝における説教というのは神の言葉であるけれど、その神の言葉は牧師という人間を通して語られる。この御言葉を聴くときに大きく逸れていく方向が二つあると…

神学生の夏期実習と予定通りにいかなかった献立

神学生の夏期実習が明日で終わる。 最初に献立表を作ったが、初っ端から予定通りにはいかなかった。予定していた食材がなければ計画通りとはならないので、買い物の段階で変更になる。でも、一度考えておくとそれを元に変えられるので無駄にはならないと思う…

「生きろ!」あの戦争の最中こんな言葉を語った人達が実際にいた!(2013年08月15日のツイート)

『永遠の0』百田尚樹=作(講談社文庫)の解説で児玉清氏が「心を洗われるような感動的な出来事や素晴らしい人間に出逢いたいと、常に心の底から望んでいても、現実の世界、日常生活の中ではめったに出逢えるものではない。しかし、確実に出逢える場所がこ…

「なぜ零戦がこんな使い方をされなければならないのか」堀越二郎=著『零戦』と、百田尚樹=作『永遠の0』

彼のいた収容所では、自由に新聞が読めた。それには、零戦は圧倒的に強く、零戦によって直接失われるパイロットと飛行機、それに零戦に掩護された攻撃機によるアメリカ軍の損害は重大であると書かれていた。彼は、アメリカ軍の飛行機の天文学的数字ともいえ…

夏の終焉

夜空に高く夏の終焉告ぐる音 夏の記憶呼び覚まして空に消ゆ window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.sr…

豚しゃぶ素麺

豚しゃぶと野菜色々と素麺をカシューナッツだれで戴く。もちろんゴマだれでも良い。 野菜はサラダ菜、にんじん、きゅうり、オクラ、ワカメなど。トマトを加えても美味しいと思う。豚肉をしゃぶしゃぶした後の湯はキッチンペーパーで漉すと、こんなに澄んだス…

不穏なニュースいくつか(2013年08月12日のツイート)

「 戦争準備は着々秘密で。憲法なんか無しと同じ。」ーhttp://d.hatena.ne.jp/hentekoh/20130813 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.…

夏に、冷たくてさらさらっとした茶粥と夏野菜の炒め物3種

冷たい茶粥は、縁の薄いお茶碗でさらさらっと流し込むのが美味。 暑い夏の朝にこんなご馳走はない。私は朝ご飯は食べないが・・。これに夏野菜の炒め物をつけよう。 3種類の野菜と3種類の味付け。 一つ目は、ピーマン。ピーマンの塩炒め七味唐辛子がけ。 …

ききょう「矢沢宰詩集光る砂漠」より

ききょうおまえは 本当に健康そうだね つぼみは ちょっとさわれば はじけそうだね 第一に死が 第一に、そこに死があり、死と戦わなければならなかっ た。そこには死と自分だけしかなかった。そこから個人 的な真実、祈りが生まれ、それが詩となって表された…

ニュース、色々(2013年08月09日のツイート)

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白き小径

朝顔や小径の果てに見しひかり朝顔の白き小径をたどりゆく[[

あさがほも一つ

今朝の庭あさがほもひとつ咲きにけり

ヘブンリーブルー

天の青湛えて夏の朝に開(さ)く 天上の光うつして牽牛花 疵口ゆ紅滲ませて牽牛花 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(…