風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『聴く』11月号

説教「命のパン」 ヨハネによる福音書6:22~40 長老の説教より この説教の最後の段の冒頭の言葉「私達は幸せです。」は、この長老らしい言葉だと思う。この地に教会が立てられた初代からのクリスチャン家庭に生まれ育ち、家業の鍛冶屋を引き継がれた。しかし…

どうすることが子ども達の信仰を育むことになるのか ー「子供たちをわたしのところに来させなさい」(マルコによる福音書10:14)

教員時代のほとんどを障害を持った子どもの担当をしていた。中には、言葉を持たない子どももいた。だからその頃から、この子達の救いはどうなるのだろう?と考えていた。しかしこんな問いは、投げかけても返事は誰からも返ってはこないだろうと思えた。以来…

「私とは誰か?」ー 日曜学校でのお話

● 2018年11月19日の砂子屋書房『一首鑑賞 日々のクオリア』から抜粋引用…は役割に徹する作者だという印象がつよい。それも生涯を通したひとつの役割などではなく、その場その場で非連続的な役割を求められ、応えているようにみえる…。(略)型との軋轢が表現…

ミルクアルカリ症候群と破骨細胞で働く酸性フォスファターゼとの関連(覚え書きとして)

関連最新記事(↓) meromeropy77.hatenablog.com以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。 骨は活発に代謝している生きた組織 骨芽細胞 骨の形成は、骨芽細胞が骨成分を作ることから始まります。骨芽細胞は骨基質を産生分…

ナイアシンを過剰摂取した場合について簡単に纏めておこう

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。 亜鉛不足でナイアシンを過剰摂取した場合、多臓器不全を起こすだろうと思われる。 先ず、亜鉛が欠乏状態でナイアシンを過剰摂取すると、肝臓が働けなくなる。 また、インスリン抵…

県知事選

新聞に写れる地区の運動会さびれゆく町に笑顔数多今朝、生ゴミの袋の底に新聞紙を敷こうとして、ちょっと待ったと思った。今度の日曜の県知事選の候補者の声が載っていたからだ。仁坂の声の所にはこう書かれていた。「県民の審判をいただいた上で、また知事…

グリム童話『森の家』と「イサクに備えられた妻リベカ」

娘が小さい頃好きだったグリム童話に『森の家』というのがある。 木こりの父親にお昼を届けに行った娘は森の中で迷い一軒の家に入る。三人娘の上二人は、動物たちには心を配らず、自分と老主人だけで飲み食いしたために寝ている間に地下室に落とされる。が、…

心不全の指標となるBNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド)の数値について

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。 BNPについてしつこく調べていて、ネット上で「BNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド)」という記載を見つけた。 また、「公益財団法人 日本心臓財団」のサイトには、「BNPは心臓…

BNP=心不全の程度を表すホルモン?

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。 「日本心不全学会 心不全予防委員会」のサイトに、「BNPとは、心臓を守るため心臓(特に心室)から分泌されるホルモンです。心臓の機能が低下して心臓への負担が大きいほど多く分…

生涯をかけた神学の言葉が・・

とこしえにいます神はあなたのすみかであり、下には永遠の腕がある。(申命記33:27) 八木誠一の『キリストとイエス』の中でティリッヒの「神は存在の究極の根柢である」という言葉と出会った時、私はこれで教会に留まることが出来ると思った。 しかし考える…

「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた」(ヨハネによる福音書1:14)(新改訳聖書)

ヨハネによる福音書の1章14節は、口語訳では「そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った」と訳されている。新共同訳では、「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた」である。新しく出る共同訳聖書でも、「肉」のままのようだ。岩波訳は「ことばは…

内田樹=著『レヴィナスと愛の現象学』から「ツィム・ツム(ヘブライ語の原義は「収縮」)」

さらに脱線するが、世界を創造するために、まず造物主が「身を引いた」というこの考想には、「起源を起源づけるような起源」、「女性態における神」という概念に通じるものがある。「女性態における神」は「シェキナー」と呼ばれる。そのヘブライ語原義は「…

用いられるということ、罪を突き付けられるということ

かつて、祈り会での牧師の説教を、歯ぎしりをする思いで聴いたことがある。 その時私は、「お前も罪を抱えた者だ」ということを突き付けられたのだと思う。 語った牧師はそんなことは思いもしなかっただろう。聴いた説教の内容も覚えてはいない。 説教とは神…

「ラーハム」とは「胎児をかわいがるように子宮から広がる思いやり」ー詩編119編156節から聴く

祈り会では、長い詩編119編から聴いていた。 主よ、あなたの憐れみは豊かです。あなたの裁きによって命を得させてください。(詩編119:156) 「慈しみ」や「憐れみ」を表す言葉で良く聞くのは「ヘセド」という言葉だが、156節の「主よ、あなたの憐れみは豊か…