俳句らしきもの
目覚まし鳴って 月の明かりの介護かな 夜の11時前後に最後の痰の吸引をして、11時を過ぎると夜間電力で充電をするために色々な電源を入れる。 娘の朝の白湯は湯沸かしポットのお湯で賄った。湯沸かしポットって使ったことなかったんだけど、すごく便利。夜間…
午前5時、窓を開けて外気を入れる。 夜の間エアコンの部屋の中にいると息苦しくなる。 ベランダに出て、朝の空気を吸い込む。 pic.twitter.com/y1GcYmM0XI — メロメロピー77開業してないアロマセラピスト (@syodainekosuke) 2024年7月13日 「お父さん、蝉が…
昨日は、 黄門様の起き上がり小法師と、 手鞠。 猫のジジ横目で見てるお雛様 これは、娘が小さかった頃の祖父母の家に飾られていたおひな様を詠んだ駄句。 これは娘が小さい頃作った俳句だった。長い年月の間に記憶が変容してしまっていた。 myrtus77.hatena…
家族で出かけて帰ってくると、 玄関の前で可愛い顔して眠ってる。 芙蓉黄葉 夢枕してうちの野良(のら) ねこすけの思い出(↓)。 myrtus77.hatenablog.com myrtus77.hatenablog.com myrtus77.hatenablog.com 以下は、「希望ヶ丘猫対策会」のこんな取り組み…
コロナの中で 窓あけて雨の礼拝 燕鳴く fruktoj-jahurto.hatenablog.com バベルの塔、と言われる聖書の箇所です。昔話のような語りで話は進みます。 昔、昔、「全地は同じ発音、同じ言葉であった。時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、そこに住んだ…
以下は、2011年の東日本大震災の直後に発行した『聴く』の1ページ目。 myrtus77.hatenablog.com 塩地より光の色の黄水仙。 https://twitter.com/syodainekosuke/status/1502104032676298756?s=20&t=UGeo29faNx2oWm9nzYcCMQ これはそもそも英独の対立とイギリ…
昨日の朝、会堂の玄関に飾った露草が萎んでしまったので、午後、牧師館の中に取り込んでいたのだけれど、今朝また新しい露草が花を開かせていたので、自分の精神統一のために水を入れかえて生け直した。 アサガオを足して。 もうすぐ開く? この朝顔、絶対に…
鉢のミニバラを雨に打たせようと思い、昨夜は軒下に取り込まなかった。 蕾を沢山付け始めているのだが、その蕾のすぐ下にスモモのような色をしたアブラムシが群がっている。混み合った葉も切り取って少し風通しも良くしたのだが・・。 テントウムシが来てく…
裏木戸に祖母の呼び声 春夕べ youtu.be 「夕暮れ迫る街並み辿れば 遠くで呼ぶ声 誰かの帰りを待って」Wakana『金木犀』ー 祖母を思い出して、泣ける。 あの人が歌っているよあの人が歌ってるとき淋しきとき 歌ってる声をわたしは聞いている 君と分かてり春の…
白湯飲めば涙となりてあふるる早春 夫は、僕よりも君が少しでも長生きできて君を自由に出来たらいいなぁ、と言っていた。 私は、一つずつ薬を減らしていってβ遮断剤だけは飲み続けるかもしれないけれど70歳位までは生きさせてみせる、と思っていた。 神様は…
昔から向日葵が好きだ。 枯れても、部屋の隅にひまわりがあるのは・・。 米津玄師アルバム『STRAY SHEEP』、そして「ひまわり」。 あさがおがひまわりに絡もうとする 植物園のひまわり。
無口なる叔父の優しさ晩夏光 手負ひたる猫を濡らして夏の雨 晩夏落日 風に吹かれて泣く人よ 黄昏れて夏の終わりの雨が降る 君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 退屈なくらいに何気な…
ナデシコ。 昨年長老が持ってこられたのを、花瓶にずっと入れておいたらこの色のだけ根を出した。 花壇の隅に埋めておいたら、花を咲かせた。 こちらは、 ヒルガオ? 近所のサツキの植え込みに這い上がって群がって咲いているのを、夜、こっそり貰ってきた。…
私はゴッホにどこで出会ったのだったろうか?と考えていた。 好きだった絵は? 『オーヴェールの教会』だ。 子どもの頃、カレンダーか何かで目にした絵だった。オーヴェールという所が実際はどういう所かは知らないが、この絵を見ると、私の生まれ育った紀南…
一面に薔薇を散らして紅を敷く 横たわる薔薇にひらめく星二つ 薔薇の花の重みで、フェンスに取り付けてあった針金が切れてしまったので、取り替えて、少し剪定し、飾ろうと思うが、花びらがはらはらとこぼれ落ちる。 飾る分だけ残して、紫陽花の根元に置く。…
薔薇薫るコロナの時代の物干しに 二階の物干し場から見ると、昨日は気づかなかった白い小花が咲いているように見えた。 庭に行ってみると、ノバラが開きはじめていたのだった。 香り高い。 西側の壁一面に、 様々な 薔薇が 庭の 入口近くまで 植えられている…
この庭は小鳥たちがたくさんやって来てバードウォッチングにも最適なのだけど、私の技術ではなかなか写真には撮れない。
〈 聖書を読む 〉マタイによる福音書26章26節 イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取って食べよ、(マタイによる福音書26:26 口語訳) 10月の聖書を読む会は、〇〇〇さんの要望で「聖晩餐」について話すということでした…
ドアノブに夏の匂ひをさげゆきし 二階に居てインターホンに気づかないでいた。 玄関のドアに「家庭菜園の○○です。おひとつどうぞ!!」と書き置きの入った袋が提げてあった。袋の中は夏の匂いに満ちていた。 スーパーで野菜を買ってくるとだいたいすぐに冷蔵…
潮の香の混じる六月朝の部屋 meromeropy77.hatenablog.com
新しい街に公園 楠(くす)薫る かつて幼稚園を併設していた教会の園庭には、 沢山の庭木が植えられている。 花を切ろうとしていると、かすかに良い香りがする。 私に馴染みのチェリーセージはこんな香りは漂わせない。お隣のこれには?香りはない。 ふと目…
抜き置きし野芥子開きてイースター 30年ほど前に作った俳句擬き。 イースターなので、 駄目になった柄の部分を作り直して途中で放らくりっぱなしにしていた鍋の 元々ついていたネジを小さいのに変えて 復活させた。 ヒバの棒を買って来たので湿気に強いだろ…
揺れているサイドミラーに松葉海蘭 捨てに来た焼きに来たクリンセンターの隅に群れ咲くマツバウンラン マツバウンラン 松葉海蘭(Linaria canadensis)
水音に椿浮かべり石の神 梅の香の飛び交ひてけふ忌日かな
ヘンレのわなのわなとは罠か 塩の加減を考え倦む 「ナトリウムが足りなくなると体はそれを感知してナトリウムを再吸収しようとしますか?」と主治医に確認したところ、「そうですね」という答だった。 「ナトリウムの値は理想的なので塩は控えなくてもいいと…
〈聴くということ〉というテーマで3回にわたって書いてきた。 静かなる祈りの堂に春の風 はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。 二人または三人がわ…
はてなダイアリーが来年の春で終了するということで、はてなブログに引っ越さなくてはならない。 面倒くさいなぁと思って、ブログ生活もお終いにしようか?ついでに人生もおしまいでもいいんだけど等と思ったりしてしまうのだが、自分で死ぬほどの気力も体力…
まっしろな豆腐を水に放ちたり娘が家を出ていった朝 今井恵子『渇水期』 Amazonのレヴューで紹介されたこの歌を見た時、「豆腐の白」が胸に沁み入るようだった。 そして、この歌集をどうしても手元に欲しいと思った。 『渇水期』の最初に措かれた一首だ。そ…
玄関あけると鳥が飛び去り猫が跳び去り冬日向 橋渡り籠に野菜を入れて来つ「免許は取らんできたもんだから・・」 野菜売りのおじいさんは三輪車で大橋を渡ってやってきた。間に合っていると言うのに夫は行き大根と葱買って持ち来る先はわたしが追いかけて行…
懐かしき冬の匂ひや夕厨 この時の匂いは大根。二階から降りて行くと自分の作った夕餉の匂いが立ちこめていたのだった。 私は冬の台所で煮炊きされた大根の匂いが大好きだ。また、季節が巡ってきたと思う。写真は、白菜。使って使って小さくなったのが、まだ…