風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

わが町の風景と「いつの間にか柊が咲いていた」

狭い通路を通って会堂の門を開けに行くと、すーっと良い香りがする。 いつの間にか柊の花が咲いていたのだ。 知らぬ間に季節が進んでいたことに気づく。 くるくるとひらけばはなびらまいてゆく花柊の鈴の音きこゆ くるくるとくるくるとはなびら巻きてちひさ…

絵本『どどどどど』と『ビビビビビ』と少数者

私のブログにもリンクしているブロガーさんが、「投票しないのもアリだよ」と書いておられたので、「投票しないのもアリですか!」とコメントしたところ、投票しないのも勿論アリだと思います。日本人は「投票しない奴は発言の権利なし」なんて刷り込まれて…

「原発と放射能を考える勉強会in函館」のチラシと、ふくしま4号機倒壊時の対応

こんなチラシが届いた。 野村保子さんは、『原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし』(クレヨンハウス)の著者で、函館在住のライター。「大間原発訴訟の会」の原告でもあるようだ。 日本キリスト教会函館相生教会 福島の原発がこれ以上酷…

忘れてしまいなさいと誰かが言う(佐々木るり 福島県二本松市在住 5児の母)

「無断転載は禁じます」と書かれていたので、ここの詩は消しました。 ご覧になりたい方は、下記サイトをクリックしてお探し下さい。 ↓ 坂本龍一から政治家のみなさんへ こんな訴えをしている人たちがいる。私は、神様はきっと私達を救って下さる、長い時間を…

『商社九条の会』、こんな会があるそうだ!

11月22日のはてなダイアリーの四丁目でCAN蛙さんのブログに『商社九条の会』という会の紹介がされていました。 紹介しているブログ記事の紹介ですが、この中に「商社はいろいろ悪者にされやすいですが、戦後、商社マンたちの働きが日本の発展に寄与し、人と…

選挙に向けて「マジで悩んでいます」

楽天ブログ「一期一会 ー日々思うことー」のBlue jetさんが、 その党やその個人がどう動いているのか?損得で動いているのか?理念で動いているのか?その動きに誠実さがあるのか?をしっかり見ようと思う。 政党間の約束を簡単に違える政党は、おそらく国民…

2ひき来ている

ヘンゼルとグレーテルが落とした小石のように、ネコの毛が歩道にくっついて風に吹かれていた。この毛を辿っていくとネコに出会うかな? [[2ひき来ている。 溝の中で花が咲いて、実になっていた。 らっか、落花、落下。

珈琲豆屋(コーヒーショップ)

いらくささんへ 音たてて板チョコ割るる冬を愛す半島の突端の街に旧くから一軒だけある珈琲豆屋北海道で出来たコーヒー豆というのをいただいたので、コーヒーミルを買ってきた。 昔持っていたのが壊れて以来、挽いた豆しか買わなくなっていた。手持ちの電動…

冬のはじまり

湯沸かしに耳を澄ませり冬の朝 読みかけの二つ三つの物語抱えて生きる冬のはじまり

「なおりたいのか」(ベテスダの池のまわりで)

今日は牧師不在のため長老の説教によって礼拝がまもられた。 以下は、聴いて要約したもの。 こののち、ユダヤ人の祭があったので、イエスはエルサレムに上られた。 エルサレムにある羊の門のそばに、ヘブル語でベテスダと呼ばれる池があった。そこには五つの…

TPP加盟で盲腸手術が200万円!?

TPPは農業問題じゃないヨ!放射能のように、日本人すべての上に降りかかってくる大問題! 原発よりも危険かも!!だって、日本がTPPに加盟したら… 〇国民皆保険制度がなくなってしまうかも。盲腸の手術だけで200万円、それが 払えない貧乏人は死ぬよう…

落ち穂は、貧しい者と他国の寄留者のために(ルツ記を終えて)

毎週水曜日の祈りの会で行われている講解説教で「ルツ記」が終わった。 たった四章だけの短い物語なのだが慰めに満ちていた。「ルツ記」というと、ミレーの絵画で有名な「落ち穂拾い」の場面が出てくる物語である。あなたがたの地の穀物を刈り入れるときは、…

葛原妙子30

クリスマス・イヴを持たざる童女たち凍みし路面に石蹴りて遊ぶ『橙黄』 この歌の前後には、次のような短歌が連なっている。母子寮に燈(ひ)の入るが見ゆ電燈のほそきコードと主婦の影ゆれ 寡婦たちを支ふるさびしき歌のありつよく脆くきりきりとすさぶとき…

原発廃炉は経済的にも正しい

へんてこ日記のへんてこさんの9日のブログ記事の上に、「原発廃炉は経済的にも正しい」という東京新聞のニュースの見出しが掲載されていた。これは、7月に脱原発宣言をした城南信用金庫の最近の取り組みを伝えたものだ。 城南信用金庫はシンクタンク「城南総…

『王のしるし』(ローズマリ・サトクリフ=作)

『王のしるし』を読んだ。心が震えた。本当の自由とは何かということを描いた物語だ、と思った。これを子ども達にだけ読ませておくのは、もったいないくらいだ。大人にこそ、こういった物語が必要だと思う。自分の人生を愛によって仕上げるために・・。本当…

「光は闇の中に輝いている」

小海キリスト教会牧師所感の今日のブログに、ヨハネ福音書1:5の言葉が掲載されていた。光は闇の中に輝いている これまで何度も目にしてきた御言葉なのに、今日ほど胸に沁み入るように思えたことはなかった。光が到来したから、闇がなくなったわけではない。「…

葛原妙子29

街の原の冬星に視力とどかざるわれを抱(いだ)きあるは象(かたち)なきかひな『飛行』 薄ぐらき谷の星空金銀交換所とぞおもひねむりし『鷹の井戸』 おほきなるみ手あらはれてわれの手にはつかなるかなや月光を賜ぶ 「薄ぐらき」の短歌について妙子が書いた…

葛原妙子28

「葛原妙子27」で私は、妙子は「(破れて)落ちる不安」を「原不安」として抱えていたのではないかと考えたのであるが、「落ちる」という不安を感じさせる短歌を以下に書き出してみようと思う。フォームを外れて着きし列車より夜の人暗き雪に飛びたり『葡…

秋(リルケ詩)

秋 リルケ 木の葉が落ちる、遠くからのように落ちる。 天の彼方の楽園が枯れてゆくかのように、 「嫌だ、嫌だ」と言っているかのように、落ちる。 そして夜々には重たい地球が、 あらゆる星の群れから孤独の中へと落ちる。 私達はみな落ちる。この手も落ちる…

あなたの手のひら(星野富弘=詩)

立っていても 倒れても ここは あなたの手のひら星野富弘詩画集『あなたの手のひら』(偕成社)より

詩篇80篇8〜19節

あなたは、ぶどうの木をエジプトから携え出し、もろもろの国民を追い出して、これを植えられました。 あなたはこれがために地を開かれたので、深く根ざして、国にはびこりました。 山々はその影でおおわれ、神の香柏はその枝でおおわれました。 これはその枝…

「脱原発は選択の問題ではなく、不可避の現実である」田坂広志氏自由報道協会会見

この記事は、みんな楽しくHappy♡がいい♪ 2011年3月11日。その後私は変わりました。さんが音源から書き起こされたものです。 「みんな楽しくHappy♡がいい♪」さんの労に敬意を表して、この記事を掲載させていただきます。以下、田坂広志氏会見内容。私もまず最…