風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

絵本『どどどどど』と『ビビビビビ』と少数者

私のブログにもリンクしているブロガーさんが、「投票しないのもアリだよ」と書いておられたので、「投票しないのもアリですか!」とコメントしたところ、

投票しないのも勿論アリだと思います。日本人は「投票しない奴は発言の権利なし」なんて刷り込まれてますが、「拒否する勇気」も必要だと思います。
と返信してくださった。

そうか〜、確かに、選挙権は権利で、そこには、「投票すること」も「しないこと」も権利として含まれているわけだ。投票しないことで意思表示するということもある、ということだな。

考えてみれば思い込まされていることっていっぱいあるような気がする。
民主主義が良いものだとか、多数決で決まったことは正しいことだとか・・。
民主主義も民衆が愚かだと、戦争に突っ走ることもある。
多数決で決まったことが正しい選択だったかというとそうでもなかったということは、これまでの選挙と日本の政治で身に沁みて分かっていることだ。

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小学校で読み聞かせをしていた時に、この2冊を見せて選んでもらうと、必ず『ビビビビビ』が選ばれる。それで、選ばれた方を読んで、後で『どどどどど』も読み聞かせて、「どちらが面白かった?」と尋ねると全員が『どどどどど』の方に手を挙げるのだ。ぱっと見た印象やたくさんの人が選んでいるなんていうことがいかに当てにならないかということが良く分かる。

それにしても、この五味太郎の音の絵本シリーズ(偕成社は傑作だ。

音の絵本についての詳しい紹介はこちらから、
    ↓
http://plaza.rakuten.co.jp/narrative1gatari/2010/