2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
OurPlanet-TVのインタビューに応じて語られた井戸川克輶元町長。今の被曝の基準はおかしい。20ミリシーベルトというのはおかしい。日本では1ミリシーベルトというのが、最高裁判所の裁判の判例の中にもうたわれているのに、なぜ20ミリシーベルトだと。・・。…
元記事 ↓ http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2744.html
http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/20130130/p2日本国憲法に戦争放棄の条項を加えることを発案したのは、当時の日本の首相であった幣原喜重郎であるという記事。以下、 日本国憲法は、憲法研究会の鈴木安蔵が書いた草案を骨子としてGHQが作成した…
閉ざさるる雪の回廊ゆく子ども 雪祭りの頃に引っ越し先の下見を兼ねて札幌に行った。 うちの娘の転校によってクラスが一クラス増えるかも知れないということで、「春に転校してきますのでよろしくお願いします」と学校へも挨拶に行った。知人の車に乗せて貰…
鳥騒ぐ 煮こごるや朝の鏡面極まれり落日の餘光曝(さ)れたる西空にむかひてやまぬ籠の鳥騒(とりさゐ)葛原妙子『をがたま』 餘光=余光
つかもうと伸ばした先から凍える追ひかけてハタと止まれり雪のMAZE フォト句Loveのまこりんさんの句から発想を得て。 ↓ http://photokulove.hamazo.tv/e4198221.htmlひらがなの「つ」が、掴もうとしている手の先を横から見た時の形のように思えて、「掴もう…
雪の降る夜には 桜井哲夫 夜のカーテンを引いた庭には 降る、降る、雪が降る 雪の降る夜には 焼きたてのホカホカの 餡この入った粢(しとぎ)を抱きたい 曲り家の囲炉裏で粢が焼けた 焼きたての粢を抱いてわらしは寝る あやはあっぱを抱いて寝る おどはおか…
<福島原発事故に関し、厳正な捜査・起訴を求める署名>2011年3月11日の東日本大震災に伴い発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故は、かつてなく大きな被害をもたらし、1年10ヶ月以上経った今な お16万人が故郷を思いながら帰ることができ…
山茶花は樹下にこそあれとこしへにさざんかの積もり積もりて時となり 山茶花はもう散ってしまっただろうか。 けれど木の下を見れば、そこには永遠に存在している。 山茶花の素敵な写真はこちらから、 ↓ http://28239hana.blog55.fc2.com/blog-entry-1365.htm…
「生きる意欲をかきたてる」のは、視覚でも聴覚でもなく、嗅覚なのではないかと私は思う。おいしい匂いを嗅ぐと食欲が湧く。同じように、大地の匂いは生きる意欲をかきたててくれる、と思う。草いきれ、雨後の湿った土の匂い・・。 どちらかというと生きる意…
冬水仙 言(ことば)の中に入りゆく 香りは植物の言葉かも知れない。 冬の水仙がいつの間にか庭に咲いて香りを放っている。雨に打たれてか、頭が重くてか、茎の途中で折れて倒れている。そこで、たくさん切って花瓶にドバッと入れた。[[[水仙はそれだけで冬…
絵本の中から匂いが溢れ出して来るようなお話を紹介しましょう。 その前に、皆さんは好きな匂いというとどういったものを思い浮かべるでしょうか。私には好きな匂いがいっぱいあって、3っつくらいにしぼろうと思ってもなかなか出来ません。 紀州で育った私…
片耳はいつも垂れてる日向ぼこ いらくささんがツイッターで素敵な猫の句を3っつ呟いてらしたので、私も猫祐の句を載せることにした。 https://twitter.com/irakusaaだけど、このところ猫祐を見かけない。この写真は、昨年の12月初め頃、うちの前で撮ったも…
てのひらに包み置くものの柚子の黄 年末に毎年、自家製で無農薬の柚子をいただく。 肥料も何もやらず手をかけられなかったから今年は実が小粒だと言っておられたが・・。アロマセラピーで使われる柑橘類のエッセンシャルオイルは果皮から抽出される。エッセ…
沢村正義=著『ユズの香りー柚子は日本が世界に誇れる柑橘ー』(フレグランスジャーナル社)には、柑橘類の精油は好酸球の活性化によるアレルギー炎症を抑制し細胞性免疫を増加させる作用がある、と書かれている。又、好酸球の活性化は活性酸素の産生とも関…
セシウムに終を取り巻かれて終はる 原子力発電推進 美しき日本を取り戻そうとする誰かさんに滅ぼされさう https://www.facebook.com/kobayashinoriaki
娘にグリム童話の読み聞かせを始めてから、聖書の中にもハッピーエンドで終わる物語があるじゃないかと思ったのだった。たとえば、兄弟達にエジプトへと売られたヨセフが神様に守られて、その兄弟と父親を飢饉から救い出す物語など・・。その辺りのことに関…
去年、「しあわせな大詰めを求めて」というサブタイトルにひかれて猪熊葉子さんの『児童文学最終講義』を読み、「幸せな大詰め」というのがトールキンの造語だということを知ったのだった。 それで、『指輪物語』も『ホビットの冒険』も読んだことがなかった…
娘が生まれてから、家にあったシュタイナー教育の本を読み始めた。シュタイナーというのはドイツの思想家で、その思想はキリスト教の異端とされているのだが、つまりその教育思想の良いとこ取りをしようとしたのだ。 シュタイナーの教育では、幼児にグリム童…
目瞑れば冬の雨音のみ拡ごる 今朝は、昨夜からの雨が降っています。 夫は出張でいない。誰も来ない祝日の朝です。 雪ならば、宮脇白夜のこんな句が良いでしょうか。方舟に在るかの目覚め雪降れり『聖燭』夜半の雪『主』の息絶えしごと止みぬ
黙深く火に向く人の影の濃き ゲド戦記の『影との戦い』の中の、オジオンの出てくる場面が好きだ。冬の間にあったことといえば、雨が降り、雪が降ったこと。そしてしたことといえば、神聖文字の分厚い本のページをめくりつづけたことだけだった。一方オジオン…
「葛原妙子32」で最終歌集『をがたま』に収められた短歌を取り上げたのだが、今回は又、第七歌集『朱靈』へと戻りたいと思う。『朱靈』の「後記」には次のような言葉が記されている。 省みて『朱靈』をおもふとき、「歌とはさらにさらに美しくあるべきでは…
(2:33)父と母とは幼な子についてこのように語られたことを、不思議に思います。 (2:34)するとシメオンは彼らを祝し、そして母マリヤに言います。「ごらんなさい、この幼な子は、イスラエルの多くの人を倒れさせたり立ちあがらせたりするために、また反…
1 久しく待ちにし主よ、とく来たりて み民のなわめを解き放ちたまえ 主よ主よ、み民を救わせたまえや 2 あしたの星なる主よ、とく来たりて お暗きこの世に み光をたまえ 主よ主よ、み民を救わせたまえや 3 ダビデの裔なる主よ、とく来たりて 平和の花咲く…
この記事はルカによる福音書だけに記されたものです。 イエスがベツレヘムの家畜小屋でお生まれになって、(2:21)八日が過ぎ割礼を施す時となったので、受胎の前にみ使いが言った通り幼子をイエスと名付けました。割礼というのは、男性の性器の包皮を切り取…
秋にさつまいもを沢山戴いていたので、誕生日は先月でもう過ぎているのだけれど、娘の誕生日のケーキを作った。 私の作るケーキは基本がどれも同じ。中に混ぜ入れるもので変化をつける。材料:薄力粉200g、ベーキングパウダー小さじ2、砂糖50g、牛乳200ml、 …
村雨といふお菓子もて祝ひける貧しき母とふたりの年始 大晦日に花びら餅を戴いたのでお正月のブログにアップしたのだったが、それでふと、昔、母が毎年お正月に村雨という和菓子を用意していたことを思い出した。名前も地味だけれど、見た感じも灰味がかった…
熊野とは神のましますお山にてひつそりとして稜線の濃き ほんたうに神はゐるのか問ひぬれど応へ返らず稜線の濃き深々と鳶の舞ひ飛ぶ高き蒼 蒼は果てなき神の領域 讃美歌164−4 空のきわみ地の果てまで、みいつの光は照りわたりぬ。 父とともに領(し)ら…
煮凝るや目玉までもが曝されてストロンチウム骨に染みたる寒魚かな セシウムはカリウムに似ていて、内蔵よりも筋肉(魚の身の方)に蓄積されるらしい。 海水魚ではエラから排出されるため蓄積されにくいようだが、海底に棲息しているものや淡水魚では蓄積さ…
ゆきをんな・ゆきをとこも原子炉へ 何を投じても消したい・・・! しかし、こんなふうに思い詰めていると誰かに犠牲を強いることになってゆくのかもしれない。 そして、ゆきをんな抱へて吾も原子炉に こんなふうに暴走していくのかもしれない。