風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

柚子・ゆず・ユズ

てのひらに包み置くものの柚子の黄


年末に毎年、自家製で無農薬の柚子をいただく。
肥料も何もやらず手をかけられなかったから今年は実が小粒だと言っておられたが・・。

アロマセラピーで使われる柑橘類のエッセンシャルオイルは果皮から抽出される。エッセンシャルオイルは濃縮されていて強力なので扱いに注意が必要だ。
が、柚子は料理でも果皮を使うことが多いから、皮を捨ててしまう他の柑橘類に比べて成分を有効に摂取することが出来ると思う。しかもエッセンシャルオイルのように濃縮されていないので、安心して安全に使うことが出来る。

沢村正義=著『ユズの香りー柚子は日本が世界に誇れる柑橘ー』(フレグランスジャーナル社)には、「カンキツ果皮には精油をはじめ、健康に有用な成分が多く含まれています。ビタミンCは・・果汁の五~七倍多く含まれています」と書かれている。
中でも柚子は他の柑橘類に比べて果皮に含まれる成分の抗酸化能、ラジカル消去能、ニトロソジメチルアミン生成抑制効果が高いようだ。このニトロソジメチルアミン生成抑制は、精油成分であるミルセン、α-テルピネン、テルピノレン、γ-テルピネン等のテルペン炭化水素、又、テルペンアルコールのリナロールに強い効果が認められたと書かれている。
柑橘類に最も多く含まれているテルペン炭化水素のd-リモネンはグルタチオン-S-トランスフェラーゼ活性化物質であることが動物実験で確かめられており、発がん予防にも有効であるとも書かれている。

精油エッセンシャルオイル)は高濃度に濃縮されたものなので、原液で用いることはしない。又、フランスでは医師の処方の元で内服薬として用いられているそうだが、濃縮された精油を薬として内服するということは作用も強く出やすいということであるから、医学的な面とアロマセラピーの側からの高い知識が必要となる。
けれども、抽出して濃縮された精油成分のみを摂取するのでなく、食材の一つとして料理と共に摂取したものは緩慢に作用し健康を支える助けとなるのではないだろうか。
又、適切な季節に収穫されたものは本来の成分を豊かに含有していると言える。その季節に獲れたものは、その季節の健康を支え、その後の一年をも支えてくれるのではないだろうか。

柚子の季節に柚子を戴いて、この一年も元気に過ごしたいと思う。

下の写真は柚子大根。大根や蕪をスライスして塩をし、水気を絞って甘酢をかけたもの。
柚子の皮の千切りを乗せて、柚子の皮の上から甘酢をかけるのがポイント。
[[[[[

こちらは、すった柚子の皮と実に紅茶を注いで、ユズティー
[