アロマセラピーでは、精油のシナジー効果やクエンチング効果という作用が言われる。
クエンチング効果
毒性や刺激性などマイナス面の作用を示す成分の働きが、他の特定の成分によって弱められること。精油をブレンドするときや、精油内の成分同士の間で生まれる効果の一つである。
シナジー効果(=相乗効果)
精油の成分同士が互いに作用を強め合い、個別の精油や成分が持っていたプラス面の作用を強めること。精油をブレンドするときや精油内の成分同士の間で生まれる効果の一つである。(『アロマテラピー用語辞典』社団法人日本アロマ環境協会)
昼食で鶏モモ肉のソテーを食べて痒みが治まって以来パントテン酸が痒みを抑えたと考えていたのだが、鶏モモ肉にはビタミンKとセレンが最も多く含有されているため、VKの抗炎症作用が効いたのだろうか?と考えていた。
けれど最近になって、このアロマのシナジー効果やクエンチング効果に着目して、食べ物でも、含有している栄養素の総合的な働きというのがあるのだろうと思うようになっていた。
鶏モモ肉のソテーを再評価して、お弁当にも少量持っていくことにした。やはり、朝食や昼食で摂るのが良いと思う。
いつもはピーマンを添えるのだが、
この時、塩加減を見て、足りないようなら、少し野菜にふる。
最後に強火で汁気を飛ばす。
VEの多い物を合わせすぎた!
これはビタミンKの摂りすぎか?と考え、鯖を焼くのにVKの多いごま油を最後に入れようと思っていたのを思いとどまって、VK食材の高野豆腐も止めにした。
(略)
そして鯖。この前は、塩鯖を食べた後、良くなかった。
しかし、今回は鯖のビタミンEが過剰になったVKを阻害してくれたようで、息苦しさが治まったようだった。
(略)
加減が大事である。多く摂れば良いってもんじゃない。