2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
華々しく花を咲かせていても実るとは限らない。けれど、人知れず花を咲かせて人知れず実をつけているものもある。 実をつけているのに、「花を咲かせなかったから切りましょう」と言う者がいる。花を咲かせている時に、その花を見もしないで。「ある人がぶど…
私は今日一日で、今年一年分の力を使い果たした。私は、自分の手で、育ってきた土壌を叩き割ったのだ。だけど、大丈夫。生きていける。その下には、主の御手があるのだから。 とこしえにいます神はあなたのすみかであり、下には永遠の腕がある。(申命記33:2…
植物を移植する時には、グサリと土壌深くスコップを入れなければならない。少しでも根を元の土壌に残しておくと、良い土壌に移植しても枯れるということが起こってくる。 キリスト教徒の信仰にも同じことが言える。間違った土壌に根付いてしまった信仰を正し…
お前たちの愛は朝の霧 すぐに消えうせる露のようだ。(ホセア書6:4) 私達は誰一人として他者を完全に愛することなど出来ない。 けれど、このことを認めるのは容易なことではない。 愛せないということは、誰からも愛されないということだからだ。 しかし、…
愚かな者は心のうちに「神はない」と言う。 彼らは腐れはて、憎むべき事をなし、 善を行う者はない。 主は天から人の子らを見おろして、 賢い者、神をたずね求める者が あるかないかを見られた。 彼らはみな迷い、みなひとしく腐れた。 善を行う者はない。ひ…
昨日話して決めたことが、今日になったら全く逆の結論になっていたということがある。 そういった場合、この人の頭の中はどうなっているのか、と思う。 意図的にではなく、自分の都合の良いように無意識に変えるということが起こっているのだ。 海馬に、好き…
枝撓ひ寒さやはらぐ今朝の雨 神よ、あなたは豊かに雨を賜り あなたの衰えていた嗣業の地を回復され、あなたの民の群れをその地に住まわせてくださった。(詩編68:10~11) こちらは、十数年ぶりに雪の積もった日曜の朝のレモン・マリーゴールド。
「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いたサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路1600km」第25回第25話 鉄の十字架を越えて 〜中世の巡礼を体感する〜 アストルガから先は峠越えが待っている。イラゴ(Irago)峠は別名「マーキュリーの丘」とも呼ばれ、標…
● 神社の政治利用から初詣ラッシュまで 「ル・モンド」紙がみた“神道のいま” オーストラリア国立大学名誉教授の歴史学者、ガヴァン・マコーマックの意見では、安倍首相は、1945年の敗戦で失われたとされる日本の誇りを取り戻すために、「靖国神社の代わりに…
きょうの箇所では、イエスと弟子たちとの出会いが記されています。 洗礼者ヨハネはイエスが歩いておられるのを見かけます。ヨハネは一緒にいた二人の弟子たちに「見よ、神の小羊」と言って、イエスを指し示しました。 普段からヨハネは、自分の務めを「イエ…
聖書の中の植物と香油1没薬と乳香私達には馴染みがないが、キリストの顕現を祝う祝日に「公現祭」というものがある。『岩波キリスト教辞典』には、「西方教会では東方教会の影響を受けて、1月6日を全世界に対するキリストの顕現を記念する日とし、イエスの…
ハーブティーの本のリコリス(甘草=カンゾウ)の項に、「高血圧の場合は使用を避ける」と記されている。 また、別の栄養医学の本には、カリウムイオンを尿中に排泄するものの一つとしてグリチルリチン製剤が上げられていた。グリチルリチンとは甘草に多く含…
● 新しいぶどう酒は、新しい革袋に そして、パウロはコリントの信徒への手紙二5章17、18節でこのように言うのです。「だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。これらはすべて神…