風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

大豆たんぱくに多く含まれるフェニルアラニンは血圧を上げるだけでなく・・


● 神社の政治利用から初詣ラッシュまで 「ル・モンド」紙がみた“神道のいま”
オーストラリア国立大学名誉教授の歴史学者、ガヴァン・マコーマックの意見では、安倍首相は、1945年の敗戦で失われたとされる日本の誇りを取り戻すために、「靖国神社の代わりに伊勢神宮を利用しよう」としているのだ。(抜粋引用)

以下の内容は私の思考過程のものであり、夫の病気経過途上のものなので間違いが含まれているかも知れません。

栄養素の本にフェニルアラニンが血圧を上げると書かれている。フェニルアラニンは動物性のたんぱく質に多いとばかり思い込んでいたのだが、則岡孝子=著『栄養成分の事典』「フェニールアラニンを含むおもな食品」として小麦胚芽や乾燥大豆が上げられていた。そうめん強力小麦にも多く含まれているようだが、高野豆腐20gに600mg、乾燥小豆50gに550mg、納豆1パック50gに435mgと記されている。

夫が心不全で入院した昨年、退院してきた7月から8月にかけて、献立に高野豆腐を頻繁に使っていたのだった。途中、フェニルアラニンが高野豆腐に多いことを知ったのだが、その頃の血圧はそれほど高くなく薬のせいで血流が阻害されて体調が良くないくらいだったので、夜には食べないようにして朝食や昼食で高野豆腐を摂っていた。ところが、8月の末の退院後の検診で、血糖値の検査値は基準内に入ったものの、心不全の値が退院時より悪くなっていたのだった。そして総ビリルビン値も僅かだが基準値を超えていた。これが高いと肝疾患が疑われる。

その後、川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』で、血漿中の分岐鎖アミノ酸と芳香族アミノ酸の比が、肝疾患では低下する」ということを知った。分岐鎖アミノ酸というのはバリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸を言う。芳香族アミノ酸とはフェニルアラニンチロシンの2つのアミノ酸のことで、チロシンは体内でフェニルアラニンから転換される。この比率が肝疾患で低下するということは、分岐鎖アミノ酸に対してフェニルアラニンなどの芳香族アミノ酸を摂りすぎると肝疾患を引き起こすということである。この比率については検査していないので分からないのだが、このことを知ってから、フェニルアラニンの多い食物を減らしバリンの多い食物を摂るようにした。すると11月の検診で、総ビリルビン値が基準値に入った。そして、正常値には入らないものの心不全の値が大きく改善されていた。

病院では、腎機能が良くないのでたんぱく質の制限がされており、その上、背の青い魚がほとんど毎日献立に入っていた。私はこれらには懐疑的だったにもかかわらず、退院後の食事についつい背の青い魚を入れたりしていたのだった。それはやはり頭のどこかに体に良い和食という刷り込みがなされていて、肉類を控えて高野豆腐なら、魚なら、と思っていたせいである。定説とか、通説とか、常識を破るというのは本当に難しいものだと思う。

9月以降、気をつけたのはナイアシン食材とフェニルアラニン食材を極力減らすということであった。それで、1月4日の検診では、心不全の値が正常範囲に入った。

しかし今は血圧が無茶苦茶高い。血圧はストレスに反応する。中でも怒りが最も血圧を上昇させる。それから頭を使う事柄。けれど、それだけではない。ストレスというのは精神的なものに限らない。物理的なストレス、生理的なストレス、化学的ストレス、あらゆるストレスが血圧に影響を及ぼす。

この続きは、後日、別記事で書く。