風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

十字と成り得ず

真夜中に寝ていることに飽きてしまつてどくだみのうつくしきこと庭作りをしようとすると思うようにならなくてストレスになる。 冬の間に消石灰をまいてしっかり寝かせたはずの所に移植したタイムが枯れてしまって、夜中に目を覚ましては、朝になったら消石灰…

雨上がりの朝の花菖蒲と、スマホの中の螢

スマホに写る翠の点を拡大す 点はみっつとなりて、ほ・た・るこのところ、「螢、螢(を見に行きたい)」と騒いでいた娘が、知人に案内して戴いて螢を見てきた。スマホで撮った写真を見せて貰うと、小さなミドリ色の点が一つ見える。それを拡大すると、3つの…

花と歌

午後の陽の落ちゆく前の明るさに花びら淡く光となりぬ昨年、長老の植えた花菖蒲が次々と花を咲かせている。 淡い紫の花菖蒲は私も大好きな花だ。昔、母も裏庭に植えていた。 刈りし草積みて走らす山の辺の野いばら忍冬ほととぎすの音忍冬は、スイカズラのこ…

死と生ー宗教改革者ルターから学ぶ

夢の中で行ったとこから帰るとこもうすぐさめるさめたら帰る 昨日の午後は、地区の合同研修会でお呼びした先生から、「死と生ー宗教改革者ルターから学ぶ」という題でお話をお聞きした。ルターは非常に死を恐れた人だったそうだが、死の中に、神の怒りと罪に…

一口に体内と言っても血中か尿細管中か尿管中か、あるいは細胞内かで違う?ー追記あり

以下の内容は私の思考過程のものであり、間違いが含まれているかも知れません。 また、立ち読みで得た情報が混ざっているので、参考書籍を詳しく提示することが出来ません。5月9日のブログ記事「高カリウム血症と血中尿酸値上昇の相関関係は?ー薬剤が引き起…

取り繕って隠した怒りは憎しみとなって心の内深く潜む

● 村上春樹の系譜と構造 若い頃から心に留めていた箴言に次のような言葉がある。憎しみを隠す者には偽りのくちびるがあり(箴言10:18 口語訳) 唇をよそおっていても憎悪を抱いている者は腹に欺きを蔵している。(箴言26:24 新共同訳) しかし、これらは、ど…

花の多い季節

羽化したるばかりの翅を伸ばすごと花菖蒲開(さ)く朝の光に 右はかきつばた。もしかしたらアヤメかも知れない。長老はカキツバタを植えたと言っておられたが?絣のような花びらで初めて見るような花だ。金曜、土曜と咲いた一番花が日曜にはすぼんで、今朝二…

芳賀言太郎のエッセイ「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いたサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路1600km」第29回

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いたサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路1600km」第29回 第29話 歓喜の丘へ 早朝、橋のたもとまで降りてみる。橋が圧倒的な存在感を醸し出している。戦乱によってローマ時代の橋が破壊されたものを、1120年に巡礼者…

高カリウム血症と血中尿酸値上昇の相関関係は?ー薬剤が引き起こす痛風発作について考える

meromeropy77.hatenablog.com 以下の内容は私の思考過程のものであり、間違いが含まれているかも知れません。 また、立ち読みで得た情報が混ざっているので、参考書籍を詳しく提示することが出来ません。 ここに関連した新しい記事は→「痛風結節と(痛風)関…

レンテンローズ、カチンと種を落としをり

レンテンローズ、カチンと種を落としをり三年先を夢想してをり 鉢植えのレンテンローズの世話をして毎年花を咲かせていた長老の具合が悪く臥せっておられるので、代わりに、株を弱らせないように花を切り落としたのだが、捨てるに忍びないので飾ることにした…

見ること、知ること、殺すこと、愛すること

もう一人の重い分裂病の患者さんは、ある日私のところへきて自分のベッドの位置を窓側に移して欲しいと切に願ってきました。その訳を聞きますと、自分の視線が他の人にとどくとその人を傷つけ殺してしまうからだというのです。そうなるのはいやだし、怖いか…

妻とは、死に向かって夫の背中を押す者、新生へと向かわせる者(ヨブ記から考える)

昨年2月、「ヨブ記(神の考えと人の考え)ー転換点に立つ物語と、ちょこっと『カラマーゾフ』」を書いた。 その後、新共同訳のヨブ記2章9節の妻の言葉を取り上げてもう一度書きたいと思っていたのだが、夫が死にかけたので、それどころではなくなったのだっ…