風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

続々猫祐物語ーけせらせらという名の(作=いらくささん)


片耳はいつも垂れてる日向ぼこ

いらくささんがツイッターで素敵な猫の句を3っつ呟いてらしたので、私も猫祐の句を載せることにした。
https://twitter.com/irakusaa

だけど、このところ猫祐を見かけない。

この写真は、昨年の12月初め頃、うちの前で撮ったもの。拡大してみると、どうも左の顎の下あたりが腫れているように見える。鼻の頭も傷してるように見える。また、喧嘩したのだろうか?
この写真を撮った前日の夜、スーパーの裏口でばったり会ったのだ。スーパーの裏口から私が出ると、そこに止まっていた車がクラクションを鳴らしたので、振り向くと車の前に猫祐が居た。そこで私は猫祐を追い立てて車の前から退かせたのだった。その時は、「なんだよぉ、そんなに邪魔にしなくても、どけるよぉ」と言っているみたいに私のほうを振り向き、振り向き、道の反対側に渡って、家々の間を抜けて行ってしまった。
何だ?恩返しに来たのか?それとも最期のお別れだった?もぉー、嫌だー。



いらくささんの句は、架空の猫に「けせらせら」という名前を付けたところに悲しみが感じられる。
季語の「冬銀河」が美しいと思う。

     けせらせらという名の
福島の林檎のやうに甘き猫 膝に乗せたし舌に舐めたし