風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2013-01-21から1日間の記事一覧

絵本『はなをくんくん』ルース・クラウス文、マーク・サイモント絵(福音館書店)

「生きる意欲をかきたてる」のは、視覚でも聴覚でもなく、嗅覚なのではないかと私は思う。おいしい匂いを嗅ぐと食欲が湧く。同じように、大地の匂いは生きる意欲をかきたててくれる、と思う。草いきれ、雨後の湿った土の匂い・・。 どちらかというと生きる意…

冬水仙

冬水仙 言(ことば)の中に入りゆく 香りは植物の言葉かも知れない。 冬の水仙がいつの間にか庭に咲いて香りを放っている。雨に打たれてか、頭が重くてか、茎の途中で折れて倒れている。そこで、たくさん切って花瓶にドバッと入れた。[[[水仙はそれだけで冬…

絵本『マフィンおばさんのぱんや』竹林亜紀=作、河本祥子=絵(福音館書店)

絵本の中から匂いが溢れ出して来るようなお話を紹介しましょう。 その前に、皆さんは好きな匂いというとどういったものを思い浮かべるでしょうか。私には好きな匂いがいっぱいあって、3っつくらいにしぼろうと思ってもなかなか出来ません。 紀州で育った私…

続々猫祐物語ーけせらせらという名の(作=いらくささん)

片耳はいつも垂れてる日向ぼこ いらくささんがツイッターで素敵な猫の句を3っつ呟いてらしたので、私も猫祐の句を載せることにした。 https://twitter.com/irakusaaだけど、このところ猫祐を見かけない。この写真は、昨年の12月初め頃、うちの前で撮ったも…