風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

「原発と放射能を考える勉強会in函館」のチラシと、ふくしま4号機倒壊時の対応

こんなチラシが届いた。
野村保子さんは、原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし』(クレヨンハウス)の著者で、函館在住のライター。大間原発訴訟の会」の原告でもあるようだ。


日本キリスト教会函館相生教会


福島の原発がこれ以上酷いことになったらどうなるんだろうと思っていたら、こんな記事が出ていた。

高橋仁也さんからの報告です。どうぞ、シェアしてください。

【福島4号機、倒壊時の対応】

米軍が基地に準備をしている、という重要情報

8月31日、衆議院会館で市民100人と国会議員(各党有志18人)が、米国からアーニー・ガンダーセンを招聘し、東電と保安院とともに、4号機について議論する会があった。

ここに、私も参加したので報告する。

初めに、ガンダーセン氏から2時間の4号機の分析が行われ、質疑応答があった。私も、ガンダーセン氏にいくつか質問したが、後日にゆずる。最大のポイントは以下。

?米国人に80Kmの避難勧告がでたのは、3.11時点で4号機のプールが倒壊することを想定したからだ

?4号機に火災が起きると、70Kmが居住不能になり、18万人がガンになることが、米国のシミュレーションで明らかになっていた

?福島の問題は、3.11から1,2,3号機ではなく、4号機であり、それは今も変わらない

?倒壊した場合、燃料棒の素材ジルカロイドが燃焼し(偶然3.11の2週間前に米国で実験済み)、かりに露出した燃料棒に水をかけると、水素と酸素に分解され巨大爆発を起こす(東電は、消防車を用意している、と発言)

第2部は、演壇に東電からは6名、保安院は1名で、報告の内容は、東電HPを参照されたい。http://bit.ly/Kxo0B2

質問者として、元スイス大使の村田光平氏も参加された。氏は、東電と保安院では対処できない、と指摘。

質疑は大荒れになった。ほとんど、相変わらずの「想定外」モードの連発。だが、重要な情報が飛び出た。民主党の秘書からだ。

?4号機の真下に、活断層が走っている。東電はそれを知っているが隠している

?菅直人首相の時に、4号機倒壊を想定した米軍からの、特殊消火剤が提供され、今も米軍基地にスタンバイしている

この指摘に、東電と保安院は沈黙した。市民100人の証言者がいる。