風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2012-04-03から1日間の記事一覧

ある時

友達と遊びたき子に春時雨 ↓ もう少し遊びたき子に春時雨 友達の帰りし原に蝶追ふ子 昔作った俳句二つを、短歌風に一つにまとめてみた。友達の帰りし雨の原っぱに一人蝶々を追ってる子 この時の蝶々はモンシロチョウだ。黄色い蝶々だと明るすぎる、あたたか…

淡月(たんげつ)

淡月に桜は影を揺らしをり淡月に桜の影を揺らしをり 影を揺らしているのは誰だろう?風だろうか? 自分で作っておいて、自分の作った俳句に考え込んでいる。 そもそも桜が自分で揺れることなどありはしないのだ。けれど、「桜は影をゆらしをり」と作りたい!…

春燈に、夜桜

城址に春燈点り桜咲くこの夜桜を母は見しやと 働いて働いて来た母よあなたに夜桜の舞ひし日ありや 北海道から連れ帰って5日で母は亡くなった。 帰ったら、車椅子でも住めるように小さな家を建て替えて、時折施設から我が家に戻れるようにしよう、そんなこと…