徳島出身の方がお里帰りのおみやげに鳴門金時を持ってきてくださった。徳島では、さつまいもでキンピラを作るとお聞きして早速作ってみた。
ごぼうのキンピラを作るときも、ごぼうだけで作ることはないので、今回も数種類の野菜を入れてみる。サツマイモ、ゴボウ、ニンジン、マイタケ、ピーマン。
さつまいもには、ビタミンCが多いが、ビタミンB6も結構多く含まれている。又、マグネシウムも割合多い。もちろんナッツ類に含まれる量に比べると及ばないが、しかし、ナッツを100g食べることを考えるとさつまいもを100g食べる方が容易い。
ごぼうのマグネシウムはさつまいもよりさらに多い。
まいたけにはナイアシン（ビタミンB3）が多く含まれている。
このさつまいものキンピラに高野豆腐の煮物などを添えれば、セロトニン生成を助ける献立となる。高野豆腐にはトリプトファンが多く含まれているからだ。
又、さつまいもの糖質が、トリプトファンが脳内に入ってセロトニンに変換されるのを助けてくれる。
１、ニンジン、マイタケ、ピーマンを先にさっと炒めておく。
２、ゴボウを加えてさっと炒める。
３、サツマイモは洗い、皮付きのまま細切りにし、さっと水で洗う。
４、フライパンに水気を切ったサツマイモを加え、塩少々をふり、
低温でゆっくり炒める。
✽ 塩をふることで野菜から水分を引き出し焦げ付きを防ぐ。
✽ サツマイモは低温でじっくり加熱する方が甘さが増す。
５、ゴマ（マグネシウムが多い）、七味唐辛子、醤油少々を
ふりかけて仕上げる。
✽ 米油の甘さがサツマイモの甘さに合うように思い、米油を使った。
