風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

カミツレ茶(ジャーマン・カモミール)

カミツレ茶の湯気の向こうで風邪心地

初めてハーブというものを知ったのは、広田靚子さんの『HERB BOOK』(山と渓谷社)だった。この本の中に、カモミールが発汗作用の働きでひき始めの風邪を治すと書かれてあったので、結婚して娘が生まれてからも風邪をひくとカモミールティーを飲ませていた。この時のカモミールはジャーマン・カモミールなのだが・・。

その後、アロマセラピーの勉強をしたときに、ジャーマン・カモミール(Matricaria chamomilla)の精油には抗アレルギー作用を持つカマズレンという成分が多く含まれていることを知って驚いた。娘は小さい頃から自分に必要なものを飲んでいて、そしてそれが大好きだったのだ。カモミールにはもう一つ、ローマン・カモミールというものがあるが、娘はこちらの精油の香りは好きではない。

以前、乾癬についての学習会で、医師の話を聞いたことがある。アトピー性皮膚炎と喘息は繋がりがあり、リウマチと乾癬は繋がっていると。けれど、アトピーの人が乾癬になったり、リウマチになることはないのだと。アトピーと喘息は同じ仲間で、遺伝子レベルで、ヘルパーT細胞の中のTh2のほうに問題を抱えているのだということだった。

医療の中で精油が使われている国のアロマセラピーの書籍の中には、ローマン・カモミール(Anthemis nobilis)は乾癬やリウマチに効果があると書かれているものもある。

但し、キク科の植物にアレルギーを持つ場合は、どちらにも要注意!使用してはいけない。関連記事↓
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