風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2017-01-01から1年間の記事一覧

「見られている」ということと「目覚めている」ということ

● 聖句による黙想16 ヘブライ人への手紙3章4節(新共同訳) 現代では、神は存在せず、すべては科学の法則により、偶然に(たまたま)存在していると考える人もいるが、一方では偶然といいながら、存在の意味を語ろうとする。それは大きな矛盾である。この…

執(と)り成すとは命懸けの行為

さて、レビの子ケハトの孫でイツハルの子であるコラは、ルベンの孫でエリアブの子であるダタンとアビラム、およびペレトの子であるオンと組み、集会の召集者である共同体の指導者、二百五十名の名のあるイスラエルの人々を仲間に引き入れ、モーセに反逆した…

マルクス共産主義

● 胸を張れるように! 僕も含めた支持政党なしの人も、台風の雨風に負けず投票に行こう! そして「自分の意志で!」投票しよう! 一生に一度 「あの時自分はまともな行動をした」と胸を張れるように!(『へんてこ日記』さんより抜粋引用) 党員が持って来た…

パントテン酸についての覚え書き

パントテン酸は、補酵素であるコエンザイムA(CoA、補酵素A)の成分としてアセチル基およびアシル基の転移反応に関与する。…。 コエンザイムAは、体内でアセチルCoAやアシルCoAとして存在している。アセチルCoAは、解糖系で生じたピルビン酸のアセチル基…

風鈴

風鈴の垂れてしづけし戦争に移らん時の静けさに似て 鈴木幸輔『長風』(1954年・白玉書房) 毎日の新聞の見出しが危うくなってきた。70年あまり続いた日本の平和が終るのではないかという気配だ。といっても、戦争を知る世代が減ってゆくなかで、戦後生まれ…

「今や、恵みの時、今こそ、救いの日」(コリントの信徒への手紙二6:2)

楽園を思はせ葡萄かをりをり 会堂に菊活けられて良き日かな 主はいたくわたしを懲らされたが、死にはわたされなかった。わたしのために義の門を開け、わたしはその内にはいって、主に感謝しよう。これは主の門である。正しい者はその内にはいるであろう。 家…

選挙と教会、または、「政治」と「キリスト教」

宗教の本質は、ひとたび理性に死んでこれから自由となり、超越者に生かされるところにある。宗教的実存の共同体、すなわちキリスト教の場合教会は、国家や民族や伝統の壁を超えた人類的共同体であることを本質とする。教会の希望、または使命は、キリストに…

最後まで、キリストへと立ち帰り、キリストと共にある、そしてキリストと共に新たに歩み出す

隔週で、ローマ人への手紙とルカによる福音書の講解説教をしている。2017年10月8日(日)主日礼拝 聖書箇所:ルカによる福音書 22:28〜30(口語訳) 最後の晩餐の席で、弟子たちが「自分たちの中で誰が一番偉い」(22:24)かを言い争っている中でイエスは語…

ビタミンDとレニン

● 第777回 血圧コントロールと栄養 その5 「臨床栄養士のひとり言」 上にリンクさせて頂いた「臨床栄養士のひとり言」さんのサイトに、「レニンは何らかの理由で血圧が低くなると分泌されるホルモンで、レニンが分泌されることによって、体液の量が増え…

カルシウム

以下の内容は私の思考過程のものであり、間違いが含まれているかも知れません。骨はカルシウムとリンなどの、ミネラルを主成分として形成される。これらのミネラルは、骨形成とは別に、全身の細胞を興奮させる役割がある。その役割を終えた後に初めて、骨の…

くしゃみをすると一時的に血圧が下がる

meromeropy77.hatenablog.com 自然発症高血圧ラットでは亜鉛欠乏が高血圧を増悪させることが知られている。フリーラジカルのひとつであるスーパーオキシドが血管拡張物質である一酸化窒素(NO)と結合し血圧を上昇させる。亜鉛欠乏状態では活性酸素消去酵素…

テレビ三昧だった

大きな本屋に行くために、日曜の夕方から出かけたのだが、今回は、中身を見て購入したいと思っていた本がどれも、どこにも、置いてなくて早々ホテルに帰ってテレビ三昧となった。『NHKスペシャル 人体』のシリーズ1回目を見ることが出来たのは、神様のお導き…

腰椎3番と「ねじれ型」体癖、そして軟式テニス

野口さんはこの体癖を「ねじれ型」と呼びましたが、それは腰椎3番を中心としたねじりの動きが柔らかいという特性を持っているということです。腰椎2番と3番の間が柔らかく上半身をねじる動きが鋭いのが7種の人。腰椎3番と4番の間が柔らかく、骨盤を中心とす…

体癖9種と、愛を追い求めて生きること

「国境なき医師団」看護師として、紛争地医療に生きる(後編)|情報・知識&オピニオン imidas https://t.co/Sh5IgPZIbf白川 ええ、もっともっとアラビア語でコミュニケーションをとりたいので、私、今、日本でアラビア語を習っているんですよ。(抜粋)— …

悔い改めて立ち返るとは、罪を認めて謝ること

神は言われた。「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」 アダムは答えた。「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」 主なる神は女に向かって言われた。「何…

自分の頭で考えたところに留まっていては駄目だ!

寝る前に頭に浮かんだ短歌擬きなどをメモしておくことがあるのだけど、片付けをしていたら、紙の切れっ端にこんなことをメモしたものが出てきた。 自分の頭で考える→自分の頭で考えたところに留まっていては駄目だ ↓ 神の御心に耳を傾ける 我ながら良いこと…

秋の陽差しに

さっきから秋の陽差しに留まってる写真を撮りながらだんだん近づいていったら、飛び立ってしまって、こんなところに・・。 主よ、わたしの神よ、あなたは大いなる方。栄えと輝きをまとい 光を衣として身を被っておられる。…。雲を御自分のための車とし 風の…

しかし神の裁き、キリストの十字架から救いが現れ、・・ーローマ人への手紙 3:19, 20より礼拝説教

きょうの箇所の中心となるのは「律法を行うことによっては、すべての人間は神の前に義とせられない」です。 パウロは、キリストによる以外に救いはないことを明らかにしようとしています。だからパウロは「誇る者は主を誇れ」(1コリント 1:31)と述べてい…

取り繕うのではなく・・

すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠…

「愛を追い求めなさい」(コリントの信徒への手紙一14:1)前後

「愛を追い求めなさい」ーコリントの信徒への手紙一14章の冒頭に置かれたこの言葉の前の13章は、愛について記された有名な箇所である。 そして、この御言葉の後に続くのは、「霊的な賜物、特に預言するための賜物を熱心に求めなさい」であり、「預言する者は…

片山洋次郎さんの「体癖」のこと2

片山洋次郎さんの本で「体癖」について書かれたところを読んでいると、「血液型のような固定的分類でなく、個人の中にこれら六つの要素の濃淡があって、その偏り方で体質や性格の基礎が決まってくる」と書かれている。私は開閉型9種にほとんど当てはまるのだ…

執事の務め(テモテへの第一の手紙3:8~13から)

それと同様に、執事も謹厳であって、二枚舌を使わず、大酒を飲まず、利をむさぼらず、きよい良心をもって、信仰の奥義を保っていなければならない。彼らはまず調べられて、不都合なことがなかったなら、それから執事の職につかすべきである。女たちも、同様…

片山洋次郎さんの「体癖」のこと

片山洋次郎さんの体癖について読んでいると、私は開閉型9種にぴったり当てはまる。 とくに9種は(内側と外側を強く区別するわけだから)、周りの空間との緊張感が強く、周りにいる人もその空間の緊張をダイレクトに感じる。 (中略) 内側に過剰に集まったエ…

お粗末な心の襞

夫の留守に、「あなたでいいから話を聞いて」と言ってやってきて話を聞いてやった人間から、「あなたには私の心の襞を話したことはない」と言われた。自分のことしか考えていない得手勝手な人間というのは同じようなことを口走るものだ。私の時間を返せ!と…

遠い記憶

ある時、歯医者に行くと、「歯が摩耗している、歯ぎしりしてますか?」と聞かれた。歯ぎしりをしている覚えはないが、寝ているときに歯ぎしりをする人もいると聞くので、「寝ている間にしているのかも知れません」と答えた。今はどういうふうに分類されてい…

「義人はいない、ひとりもいない」ーローマ人への手紙 3章9~18節より礼拝説教

パウロはローマの教会に宛てて手紙を書きました。パウロは この手紙の意図をこう書いています。「わたしとしての切なる願いは、ローマにいるあなたがたにも、福音を宣べ伝えることなのである」(1:15) 福音は、神が与えてくださったよい知らせです。神がひ…

勝手に生えてきて水遣りもしていないものの方が、元気

勝手に生えてきて水遣りも全くしていないんだけど、日照り続きの夏に酔芙蓉がとても元気。 きっと神さまが御自ら養っていて下さるのだ。 わたしは…、泉のほとり、また国のうちの人の住むすべての所でこれを養う。(エゼキエル書34:13) 彼は水のほとりに植え…

葛原妙子58

静かなる暴力われ猫一尾をみな子三人(みたり)をしたがふるとき 『薔薇窓』暴力にも様々あることを思わされる。 知人の中に、夫君に叩かれて片耳が聞こえなくなった、あるいは聞こえづらくなったという人が何人かいる。私の父も酒を飲んでは暴力をふるう人…

人から感謝されたい、感謝されたい、感謝されたい、と人ばかり見ている人間

人から感謝されたいと思っている人間のなんと多いことか。本当に気分が悪い。「誰かの役に立ちたい」という思いは諸悪の根源だろう、と思う。自分の無知と無力を悟らないで、誰かの役に立とうとすれば、最悪の場合、人を死に至らしめるということを分からな…

欲がはらんで罪を生み(ヤコブの手紙1:15)

欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出す。(ヤコブの手紙1:15) 最初は、「役に立ちたい」という思いから始まったのだ。 だから、何も言わずに見守ってきたのだ。 けれど、その「役に立ちたい」という思いが、功名心という欲望へと変質していくのだ。…