2015-01-01から1年間の記事一覧
● 「おいしいを読もう ! 食の本の読書会」で集まった本たち マルコ1:6 荒野より吾を呼ばはる声聞こゆイナゴを食する者の声なり 新聞を取り置いて、生ゴミの袋などの下に敷くようにしている。それで、井上荒野の『キャベツ炒めに捧ぐ』を紹介した古い「今週の…
私が属している教派の8月の月報に、もう退職した牧師の本の紹介が掲載された。パスカルの『パンセ』である。これを書いたのは私の師にあたる人なので、就職浪人中に読みかけて働き始めてから中断したまま持っていた『パンセ』を、下巻から読もうと思い、取り…
● 『排除と包摂』と『無くなる仕事』と1030 再稼働反対!首相官邸前抗議 ということで、今週も官邸前抗議へ 伊方の再稼働も沖縄と同様、強権的なやり方で進んでいます。愛媛県知事が来年の再稼働に同意しましたが、TBSラジオの崎山敏也記者の取材によると…
「霊の働き」の「霊」とは、キリスト教でいう三位一体の神の「聖霊なる神」のことです。以下、樋口進牧師による2015年5月24日聖霊降臨節説教より掲載。 今日はペンテコステ、聖霊降臨日の礼拝でございます。この聖霊降臨ということを心に覚えつつ礼拝を守っ…
それにしても凄みがあるなぁ。雌猫っぽい。 「ここで寝ていて何が悪いの。あなたにごちゃごちゃ言われる謂われは無いわ」、って感じ。 下のツイートの猫ちゃんとはエライ違いだ!こっちは可愛い↓。勝手に小箪笥の引き出しを開けているウニちゃんの悪さの一部…
特別伝道礼拝の少し前に、キルケゴールの言う「死に至る病」って何だったろう?と考えていた。それで、忘れているかもしれないけれど、読んだことのある人に尋ねるのが一番だと思い、尋ねた。答は、「絶望だったと思うけど・・」だった。 私が洗礼を受けた教…
「そちらへ行くな」そらいろあさがほ庭に咲く 見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである。(マタイ福音書28:20) 神の国はいつ来るのかと、パリサイ人が尋ねたので、イエスは答えて言われた、「神の国は、見られるかたちで来るもので…
● 「日琉同祖論」の政治学=伊波普猷私論。あるいは、・・ りんりんと微かな風に身をふるはせ金の鈴鳴る鈴の音こぼる 先ぶれのように9月に少しだけ咲いた金木犀ももう花を落として終わりかけている。 やはり十月の中旬が季節なのだと思う。陽の当たる側だけで…
以下、溝口徹=著『「脳の栄養不足」が老化を早める!』(青春新書)より写真で抜粋掲載。(写真部分をクリックすると、文字を拡大して読むことができる) この本の著者は分子整合医学に基づいて治療を行っている医師である。私はこの人の書いた「うつ病」に…
そこに在ること ただあるのみにて燦然と小さき硝子の壺よ 葛原妙子『葡萄木立』 あんまり明るい秋の日が続いたので葛原妙子のこの歌を載せたくなった。 「愛」はいつも、無用なもののように思われがちだ。しかし・・。愛は死のように強く熱情は陰府のように…
「出て来よ!」と木犀誘ふ昼下がり 「お出でよ」と金木犀の小枝切りということで、家の外でも、家の中でも木犀が香っている。 先週は木犀日和って感じで一週間良いお天気が続いた。[[金木犀の花っていうのは、先ぶれのように少しだけ咲いて香るのではないか…
神かつて園の真中に一本の木を植ゑ愛を完成したまふ中央に神が置きしは完璧な自由ともなふ愛の象徴否、禁断の果実は実は林檎でなくなくしてならない愛そのものか だから、取って食べるだなんてとんでもない話なのさ! だから、とうの昔に愛は消化され、いま…
● 櫻井誠と廣松渉(3)ー「物象化論」とはなにか? 特に…は、福岡県の北九州であり、ある種、特異な街である。石炭の街であり、鉄鋼の街であり、近代資本主義発祥の街である。さらに付け加えるなら、日本の大陸進出(侵略)の拠点でもある。(抜粋引用) リンク…
ぱおぱおとラッパ鳴りけるぱおぱおと楽隊通る夢でありしか死んだ人と半分死んでゐる人が時折夢の中に出てくる 夢のつづきを歌で・・死人(しびと)は語り半分死んでゐる人はいつもいつも周辺(そば)にゐるのみ 言葉はもうほしくはないから、優しい人でいた…
私は急いで決めなければならなかった。霧の中を前へ進むかーーまたは、…。 …。サンチャゴへの道をこんなにも長い間、歩き続けた揚げ句、サンチャゴへの道は私を「歩かせ」始めたのだった。 …。 その声は森のどこかから来たのではなく、私の中のどこからか来…
● 『パフュームLIVE3:5:6:9@広島グリーンドーム』と読書『平和のための戦争論』、それに『1009 再稼働反対!首相官邸前抗議』 311の教訓、専門家に任せきりにするとロクなことにならない(笑)を我々は簡単に忘れてはならないでしょう。 とい…
● リンゴペクチンがセシウム排泄に役立つ リンゴペクチンは、最初に書いたように重金属を体外に排泄する効果があるので、からだに必要な微量金属もいっしょに排出してしまうようです。微量金属とは、「….微量であるが生体が摂取しないと障害が現れる元素.…
● 創造からバベルまで・・・? 善悪の知識の木 哀しみの中に香れり過ぎし日のわが幸福の林檎の香り 桃が来て梨が届いて林檎で終わる エデンの果実は林檎にあらず 原子力取りて喰らふも自由なれど神は置きたり真中に果実を 聖書(みふみ)こそ取りて自由を謳歌…
わが庭の真中に蔓延る藪からし花咲かせをり毛虫生きをり藪からしに毛虫生きをり藪からしはしばらく刈らずに置くことにする!あんよだか手だか知らねど藪からしをしっかりつかんでしばらく眠れあをむしは何処にゆきしあをむしはさなぎのふりしてゐたりしか […
「ありのままの自分を受け入れる」という言葉を良く聞く。「ありのまま」という言葉は良く口にされる言葉だと思う。けれど私はこの言葉に納得できない。「ありのままの自分」ってどういう自分よ?と言いたくなる。「ありのままの自分」等という曖昧な物言い…
● 取るの字は耳を取るの意 月光のしじまの中に耳取られたり 伊藤一彦 耳は目のように自ら閉じることのできない器官である。現代社会では、さまざまな喧騒が否応なしに耳に飛び込んでくるから、「耳取られたり」というような静けさは、なかなか得られない。(…
window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…
鶏小屋をぬけて秘密の花園へ鶏頭導く遠き花園遠き日の記憶の隅の花園にひとり遊べる吾を見つけぬ消え果てし園に生ふるは葡萄の木芍薬百合薔薇白き山茶花 祖父の家の鶏小屋の脇の庭には色々な木々が植わっていた。今から思えば二軒長屋の建つ一角、土地全体か…
● 高レベル搬入 抗議行動はひとり 「今日は青森で安保法案の集会があるし、こっちにくる余裕はないと思うよ」「みんな関心はあるけどほかに気をまわすゆとりがないのさ」。 ゆとりがないのだろうか。むつ小川原港に隣接する鷹架沼の河口は引き潮で、何人もが…
● 広大な工場跡地が囲われて鳥や蛙や虫の音聞こゆ 川添英一 原野に戻ったからこそ鳥や蛙や虫の声が聞こえるようになった。かつては多くの従業員たちが働き、賑わっていた工場はなく、今は方形の原野が横たわっているだけになった。作者はそれを無惨な姿とし…
● 草の実も木の実も浄き糧ならず鳥よ瞋りて空に交差せよ 柏崎驍二『北窓集』 ※「瞋」にルビ「いか」。 この歌集は、あの震災以後に出された詩歌の本のなかで…、もっとも信頼できるもののうちの一つであると私は思う。…。 東日本の震災の経験によって問われた…
螢田てふ駅に降りたち一分の間(かん)にみたざる虹とあひたり今しばし死までの時間あるごとくこの世にあはれ花のさく駅 小中英之『翼鏡』 「虹」というと俳句では夏の季語となるようだが、この歌の虹は、「一分の間にみたざる」という言葉があるために「秋…
やまももゆ鳴きごゑ聞こゆ近づけばつくつくぼふし青き背を持つ 咲き残る小待宵草ふたつみつ昨夜開いた八つのうちの [ ● 臨時更新 0917安保法案に反対する国会前抗議:戦争は文化じゃない!(笑) ボクは行けなかった昨日16日の国会前には4万5000人?も集まっ…
あさがほに尻尾生え出て龍の如 国会前では連日安保法制への抗議行動が続いている あさがほに尻尾生え出て龍のごと振り向きざまに我を睨まふいちにちの一日だけの命なる花を手折れる我が手の非情 淡黄のめうがの花をひぐれ摘むねがはくは神の指にありたき 葛…
以下の記事を読むと、柄谷氏が自然エネルギー推進の問題点を見通しておられることが分かる。しかも、早い段階で見通しておられるということに、驚く。柄谷氏のことは山崎氏のブログで知ったのだが・・。 以下、抜粋引用。反原発デモが日本を変えるー柄谷行人…