風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

水撒けば


● 広大な工場跡地が囲われて鳥や蛙や虫の音聞こゆ 川添英一
原野に戻ったからこそ鳥や蛙や虫の声が聞こえるようになった。かつては多くの従業員たちが働き、賑わっていた工場はなく、今は方形の原野が横たわっているだけになった。作者はそれを無惨な姿として捉えてはいないだろう。…、原野に戻った広大な土地にふと慰藉を感じることがあるのではないか。(抜粋引用)

● 六ヶ所村、村長選に菊川さんが出馬!と家探しの話。
何日滞在したのか忘れてしまったけど、こちらから聞かない限りは原発や核燃の話しもしてこず、(聞けばもちろんものすごい知識と経験をもった方なので色々教えてくれます)そういうことよりもただ本当は本当にこの豊かな場所で土と共に日々を楽しむ、ということがしたいのだ、というような事を言っていたし、言葉以上にその思いは私達の中に強く伝わってきました。(中略)
本当は静かに暮らしたい人なのだということがものすごくよくわかる私たちとしては何でまたこんなにがんばるのか、と心配な気持ちと…。(抜粋引用)(これは2014年のブログ記事です。選挙はもう終わっています。)


水撒けば蝶は吾にも寄りて来ぬ懐っこきかや秋の蝶は


水撒けば虫一斉に舞い上がる食まれし傷持つ紫蘇の叢より


水撒けば丸葉ゆすりぬさみどりにジシバリはまた秋にも芽吹く


水遣りてきみどり色の如雨露見きミズヒキの紅(あか)照り輝きぬ


水撒けば蝶は吾にも寄りて来ぬ人恋しきかや秋の蝶は