風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

庭ー「秘密の花園」

鶏小屋をぬけて秘密の花園へ鶏頭導く遠き花園

遠き日の記憶の隅の花園にひとり遊べる吾を見つけぬ

消え果てし園に生ふるは葡萄の木芍薬百合薔薇白き山茶花

祖父の家の鶏小屋の脇の庭には色々な木々が植わっていた。今から思えば二軒長屋の建つ一角、土地全体からすればほんの10分の1程度の広さだったと思うが、そんな狭い中に、先ず、「これは、ペカンの木」と祖父が言っていた木があった。それから、緑色の堅い実がなる葡萄の木。堅くて小さくてあまり沢山実らなかったが、美味しかった記憶がある。山茶花木瓜。実のなる山桜桃の木。真紅の薔薇に鉄砲百合。芍薬。赤い一重のガーベラ。囲っていた網には一重のつる薔薇が巻き付いていた。そこに行くまでの鶏小屋の前の通路には秋になると鶏頭が並んで咲くのだった。

私はこの庭を再現したいのだろうか?

もう結婚はしないだろうと考えていた頃、庭にハーブ園を持つレストランを作りたいと思っていた。それから急転直下、牧師になる人と結婚することになった。私たちはこれまでも、そして今も比較的恵まれた生活を送らせて貰っているが、牧師の家庭なんて貧しい暮らしだというのが普通の認識だと思う。それでも私は夫に、「老後に住む小さな家を建てるために毎月貯金をして欲しい」と、結婚後すぐに頼んだのだった。小さいけれど庭のある家を建てたい。つまり私は、いつもいつも将来庭作りをしたいと思っていたのだ。牧師館の庭は、私の庭ではない。私はやはり自分の庭を作りたいと思う。


山茶花は樹下にこそあれとこしへに
さざんかの積もり積もりて時となり



● GDP600兆円を目指すそうです
 わかり易すぎる平和国家からの転落。(中略)
 …。平和最優先を前提として、経済再建をするのが正道というものです。武器輸出と原発輸出で、多くの人々の生命を危機にさらし、あるいは奪って、つまり、他国の人々の生命を犠牲にして金持ちになってよいわけがありません。(中略)
 しかも、国内でも「経済最優先」で潤うのは安倍さんと寿司を食いに行くような階級の人々の懐だけで、貧しい人はますます貧しくなる政策が取られ、挙句の果て若者たちは戦争にまで行かされるのです。いわゆる「経済徴兵制」です。最悪です。

● 逆トリクルダウン!と、0925 再稼働反対!首相官邸前抗議
ということで、国会前へ。再稼働反対の抗議です(笑)。
今日の東京は夕方になって強い雨が降ってきました。抗議の実施も危ぶまれていたほどでしたが、なんとか実施できました。今日のような日に来る人は慣れたもんです(笑)。多くの人は雨合羽を着込んでいるし、防水プラカードもあります。今日の参加者は主催者発表で800人。(抜粋引用)

9月25日は朝から頭の具合が悪い上に、いつもの時間帯がちょっと都合悪かったので休もうかと考えていたのだけど、雨も止んだことだし、後ろの方に時間をずらして一時間立つことにした。結構暮れるのが早くなり暗くなってきたので他の方達には、「暗くなってプラカードが見えなくなってきたら帰りますから」と言っていたのだが、暗い方が車のライトに照らされて目立つように思えたので、遅れていった分だけ延長で立った。暗い中で立つのがクセになりそう(笑)。(ミルトス)