風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

アロマセラピー

顕現日ー「宝の箱をあけて、黄金・乳香・没薬などの贈り物をささげた」(マタイ福音書2:11)

聖書の中の植物と香油1没薬と乳香私達には馴染みがないが、キリストの顕現を祝う祝日に「公現祭」というものがある。『岩波キリスト教辞典』には、「西方教会では東方教会の影響を受けて、1月6日を全世界に対するキリストの顕現を記念する日とし、イエスの…

生薬配合かぜ薬『改源』から考えた(ミトコンドリアとマンガンとショウガとシナモン)

meromeropy77.hatenablog.com 関連記事→『改源に含まれるカンゾウ末は血圧を上げる?』アレルギー性の咳には副腎皮質ホルモンの産生を促すパントテン酸食材が効果を上げるように思われる。けれど、副腎皮質ホルモンが出続けることで亜鉛などのミネラルがやら…

アレルギーの化学伝達物質ロイコトリエンB4(カモミール精油についての追記)

● 【NO NUKES DAY 原発のない未来へ!3.26全国大集会】とクリスマス映画2題:『クーパー家の晩さん会』と『ザ・ナイト・ビフォア 俺たちのメリー・ハングオーバー』 土曜日、26日は渋谷・原宿へ原発反対の集会&デモ、【NO NUKES DAY 原発のない未来へ!3.26…

カモミールティーとカモミール精油と抗ヒスタミン作用

佐々木薫=著『ハーブティー事典』(池田書店)には、「カモマイル」の項の「作用」に確かに「抗ヒスタミン」と記載されている。しかし、この書き方には問題があるだろうと思う。しかもこの本の「カモマイル」の項は、ジャーマンカモマイルもローマンカモマ…

アトピーとの闘いまとめ編(ティートリーではなくラベンダースピカで)

3月下旬、娘の皮膚の状態が悪化し始めた。陽に当たったということが原因のようだった。「陽に当たって大丈夫な時と、悪い時があるように思う」と言う娘の言葉を聞いていて、汗が関係しているのではないかと思った。さらに、2月初めの頃に「今年は目が痒くな…

『<香り>はなぜ脳に効くのか アロマセラピーと先端医療』塩田清二=著(NHK出版新書)

塩田清二=著『<香り>はなぜ脳に効くのか アロマセラピーと先端医療』(NHK出版新書)メディカル・アロマの勉強に力を入れ始めたセラピストの友人から勧められて、上記の本を購入した。まだ、きちんと読んでいないんだけど、なかなか良さそうだと思って見…

腰を痛めた夫に

長時間車を運転して出張に出掛け、帰って来てから「腰が痛む」と言っている夫に、ホホバ油にマジョラム(Origanum majorana)を希釈したオイルを塗ってマッサージ(いや、本来はマッサージという言葉は法規上使ってはいけない)していたのだが、もう一つ良く…

レモン果汁でゴボウの灰汁を綺麗におとした私の指の(見やすいように編集した)写真と、STAP記事

myrtus77.hatenablog.com今日の新聞の1面「STAP論文不服申し立て」、3面「訴訟なら長期化の恐れ」、27面「再生医療期待患者ら悲痛」。まるで、「患者のために『不服申し立て』を取り下げろ!」と言わんばかりのこの流れ、全く不愉快!しかも、27面横の26面…

幼子イエスに献げられた没薬と乳香

イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った、「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきまし…

風邪を引いてしまって、アロマオイルをやむなく使う

風邪引きの家族の中で一人頑張っていたのだけれど、他二人がようやく治ってきたと思って油断をしたせいか、とうとう風邪を引いてしまった。そういえば今年は春にも風邪をこじらせてイースターの礼拝を休んだのだった。お蔭で復活し損なった気分だった。今回…

みょうがご飯

臙脂透く茗荷の花蕾きざみをり ミョウガというものを祖母も母も料理に使うことがなかった。福島の夫の実家ではお味噌汁に良くミョウガを入れていた。葛原妙子の短歌の中に「めうが」を詠ったものがあって、「みょうが」というものが私の中で特別なものになっ…

アロマセラピーを用いた「アトピーとの闘い」を書いていて思い浮かべた聖書の言葉

アロマセラピーで中心となるのはもちろん精油と呼ばれるアロマ・エッセンシャルオイルである。ハーブ療法では薬草としてのハーブが中心となるだろうけれど、ハーバル・ウォーターやフローラル・ウォーターは精油を蒸留した後に残ったものであるから、アロマ…

アトピーとの闘い(成人女子)ーその8(精油(アロマオイル)を補助的に用いて)

娘のアトピー性皮膚炎が一気に悪化した4月当初は、手の施しようがないと思える程の症状だった。最初に酷くなったのは、膝の裏から大腿にかけてで、皮膚組織が破れて組織液がしみ出てくる状態だった。 組織液というのは血液の液体成分である血漿が毛細血管か…

アトピーとの闘い(成人女子)ーその7(ハーブで化粧水を作って)

スギナ(ホーステール)にアルミニウムが含まれているとの記載を見つけたので、ここの記事は加筆して以下にまとめ直しました。 ↓ meromeropy77.hatenablog.com

アトピーとの闘い(成人女子)ーその6(スキンケアはアプリコットカーネル油で)

アトピー性皮膚炎はセラミド合成障害だと言われている。セラミドとは細胞膜において脂質膜を構成する脂質の一種だという。セラミドについて調べていくとアポトーシスに関わっているというようなことも書かれていて非常に難しく、私には手に負えなくなる。そ…

蚊よけアロマのその後のその後

夏が終わったといっても蚊よけのアロマはまだまだ必要!特にうちの家の周りでは。それで、蚊よけアロマのその後のその後。 前回「蚊よけアロマのその後」で書いたように、揮発性の低いケトン類を含有する青森ヒバ精油を入れたせいか、瓶の中でエタノールが濁…

どくだみー星野富弘詩画集『風の旅』(立風書房)より

どくだみの季節だ。 どくだみの名は、「毒矯(だ)み」に由来するらしい。別名「十薬」とも言われ日本薬局方にも収載される生薬でもある。主要成分 :精油(デカノイルアセトアルデヒド)、フラボノイド配糖体(クエルシトリン、ルチン)、カリウム おもな作…

蚊よけアロマのその後

精油類は放射性物質を集めやすいという情報を得た。精油の使用には十分な注意が必要であると思う。使い続けることで将来的に問題が生じる可能性がある! 蚊避けのアロマオイルを作って一週間もすると蚊がちらほら飛び始めた。蚊が嫌うシトロネラールを80%ほ…

茶香炉で使い残しの香辛料のタイム(Thymus vulgaris)を焚く

今年も茶香炉で使い残しの香辛料を焚くことにした。今年はタイム(Thymus vulgaris)を焚いてみた。お茶のような香りがする。けれど、緑茶を茶香炉で焚いた時より柔らかで優しい香りだ。どちらかというと台湾の烏龍茶の香りに近い。タイムの語源はギリシャ語…

蚊よけのアロマとランプベルジェ

初めてスイカズラの花の匂いを嗅いだとき、子どもの頃に家で使っていたスプレー式の殺虫剤と同じ匂いだと思った。蚊はスイカズラの匂いを嫌うのか、玄関にこの花を置いておくと郵便受けの隙間から入ってくるのを防いでくれたように思う。そこで、スイカズラ…

パンの焼けるこうばしい香りでアロマセラピー

何か物事を考え詰めていると胃が動かなくなる。そんな時に食事の時間だからといっておざなりに食事をすると頭が痛くなる。しかもだいたいそういう時に限って一人で食べるから考えることを中断することもなく、ただ口に物を放り込んでいるだけとなる。 家族や…

感覚と俳句ー(聴覚人間の私)

以前、娘が学校の図書室から借りてきた本だったかに、どの感覚を一番優位に働かせているかを診断するというようなものがあった。いくつかの質問をされた時の目の動きや考える仕草によって診断されるというものだ。視覚、聴覚、触覚(嗅覚は触覚の中に入る)…

猫が近くに居るというのは(アロマオイルは猫に害を及ぼす)

透明の硝子のむこうに三毛がいる日なたでまるく三毛が寝ている 猫が近くに居るというのは何となくいいものだ。 たとえ、硝子戸によって隔てられているにしても・・。だけど、猫祐は見ない。 猫のことを調べてみると、大変なことが書かれてあった。 他の動物…

柚子・ゆず・ユズ

てのひらに包み置くものの柚子の黄 年末に毎年、自家製で無農薬の柚子をいただく。 肥料も何もやらず手をかけられなかったから今年は実が小粒だと言っておられたが・・。アロマセラピーで使われる柑橘類のエッセンシャルオイルは果皮から抽出される。エッセ…

ゆず湯とユズの精油の芳香浴と電気を使わない加湿器

沢村正義=著『ユズの香りー柚子は日本が世界に誇れる柑橘ー』(フレグランスジャーナル社)には、柑橘類の精油は好酸球の活性化によるアレルギー炎症を抑制し細胞性免疫を増加させる作用がある、と書かれている。又、好酸球の活性化は活性酸素の産生とも関…

猫祐物語

うちの野良猫である猫祐に近づくときには、「ミャー」と声をかけながら近づいていく。だけど、猫祐は一声も発せず、そのうち、のっそりと起き上がってどこかへ行ってしまう。何だか、「ミャーって何よ?どういう意味よ?ミャーとか言われても分かんねぇーか…

茶香炉で使い残した香辛料を焚く

送料無料にしたいと思い香辛料を通販で買い込んで、使い切れずにいた。 茶香炉で焚くことを思いついてセージを焚いてみた。 セージ(Salvia officinalis)は、蒸留して濃縮された形の精油で用いる場合はパワーも強く禁忌も多いが、ティーとして飲むのでなく…

ラベンダーとローズマリー

ハーブというと昔は何もかもプロヴァンス地方のものと思っていたのだが、実際に紀州の地と札幌の地で栽培してみて、(考えてみれば当たり前なのだが)ハーブによって適地は全く異なるのだと分かった。 軒が深くて雨のかからない場所に植えたフレンチラベンダ…

セロリの葉っぱ

セロリは嫌いな人が多いようだ。でも、私は大好き! つわりがひどい時、セロリと果物を合わせたジュースに助けられた。 砂糖のシロップづけでなくて、パイナップルジュースにつけたパイナップルの缶詰とセロリをジューサーにかけたものが相性が良かったよう…

金柑(きんかん)を白ワインで煮てみた

庭のキンカンが実をつけて落ちるばかりになっていたので、白ワインで煮てみた。 砂糖と水と白ワインとレモン果汁を適当に入れて蓋をして、沸騰してきたのでアルコール分をとばそうと蓋をとると、うっ!これはあまり良い匂いとは言えない。心の底の方に沈んで…