風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

蚊よけのアロマとランプベルジェ

初めてスイカズラの花の匂いを嗅いだとき、子どもの頃に家で使っていたスプレー式の殺虫剤と同じ匂いだと思った。蚊はスイカズラの匂いを嫌うのか、玄関にこの花を置いておくと郵便受けの隙間から入ってくるのを防いでくれたように思う。そこで、スイカズラの花が終わってからは、ランプベルジェスイカズラをランプに入れて玄関に置くことにした。

ランプベルジェというのはイソプロピルアルコール精油や合成香料を混ぜて作られたもののようで、この液をランプに入れて火をつけ、揮発させて香りを拡散させるといったものなのだが、私は火はつけずに置くだけにしている。香りが強いと感じるときには王冠のような飾りを外して、消火用の蓋をすれば良い。
放射能汚染の問題も深刻化して、これとの関連でランプベルジェやアロマオイルなどの使用も気をつけなくてはいけないように思う。未知の部分があるので、使い続けることで問題が生じてくる可能性がある!ということを付記しておく。
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レモン・ユーカリEucalyptus citriodora)精油やシトロネラ(Cymbopogon nardus)精油の中に含まれるシトロネラールという成分は蚊が嫌う香りのようだが、私もこの香りが好きではないのだ。けれど、食事をする場に花の香りの強いものは置きたくないので、レモン・ユーカリを使って蚊よけのブレンドを作ってみた。

ビーカーに入れた消毒用エタノール60ccにレモン・ユーカリEucalyptus citriodora)、レモン(Citrus limon)、ライム(Citrus aurantifolia)、ヒノキ(Chamaecyparis obtuse)を各6滴ずつ入れ、漏斗を使って空き瓶に注ぐ。そこにラタンスティックを数本差して部屋に置く。香りはラタンスティックに鼻を近づけない限り分からない。けれど、香りがあまり強いと頭がくらくらしたり香りに酔う場合があるので、分からない程度が良い。しかし、これを作って置いた夜は食事の部屋に蚊は出現しなかった!
グレープフルーツ(Citrus paradisi)などもブレンドに良いと思う。オレンジ(Citrus vulgaris)は温かみがあるので冬向きの香りだと私は思う。


青森ヒバ(Thujopsis dolabrata)にはシロアリを寄せ付けない作用があると言われているが、ヒノキ(Chamaecyparis obtuse)より癖のある香りなので、好みが分かれるように思う。けれど、ゴキブリはシロアリの仲間だということなので、シロアリを寄せ付けないのであればゴキブリにも良いかも知れないと思ったりするが・・。

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http://d.hatena.ne.jp/myrtus77/20130614/p2