風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

葉酸の過剰摂取でビタミンB12欠乏となり椎間板ヘルニアを起こす?

myrtus77.hatenablog.com

もしかしたら、アリナミンによるB1、B6の過剰と相俟ってニンニクのB6が、B12だけでなく葉酸亜鉛の欠乏も引き起こしていたのかもしれない。そうすると頸椎ヘルニアだけでなく多血症にもつながる気がする。

いずれにしても食べ物とサプリが引き起こした病気だと言える。

 

 

 メチコバール(メコバラミン) 軽い神経痛なら十分効果あり
 メコバラミンメチコバール)は末梢神経のしびれ、痛み、麻痺などに使用される薬剤で、たとえば、顔面神経麻痺、坐骨神経痛、大腿神経痛、上肢、下肢のしびれ痛み、帯状疱疹痛 帯状疱疹後神経痛、複合性局所疼痛症候群などに処方されます。

 メコバラミン活性型ビタミンB12のことで、末梢神経は核酸やリン脂質で形成されており、その核酸やリン脂質を増加させて神経を修復する作用があります。

 特に傷ついた神経細胞の軸索という神経の信号が伝わる部分の修復を促進する作用により、末梢神経の痛みやしびれや麻痺を改善する効果があります。

 ただし、手足のしびれや麻痺を改善するにしても、その原因や神経の傷の程度に効果は影響され、なんでもしびれや麻痺が回復するというものでもありません。手足のしびれや麻痺、顔面神経麻痺、帯状疱疹痛、帯状疱疹後神経痛、複合性局所疼痛症候群などにはむしろ効いたという感じがあまりしない場合の方が多いと思います。医師によってはメコバラミンはあまり効果がないと考えて、末梢神経の痛みやしびれ、麻痺などにも処方しない方もおられるようです。

 ただし、これは私の今までの経験からのことですが、メコバラミンが明らかに効く場合があります(もちろんすべての方ではありませんが)。それは、腰椎椎間板ヘルニアなどによる坐骨神経痛に対して、硬膜外ブロックなどを行って、坐骨神経痛がある程度軽くなった時点でメコバラミンの内服を処方すると、かなりの患者さんがその効果を実感され、もう硬膜外ブロックを行わなくとも坐骨神経痛が軽くなったと感じることが多いです。…。また、頚椎椎間板ヘルニア等で生じる頚椎症性神経根症も症状が軽い場合はコバラミンの効果がはっきりわかることが結構あります。(http://fujigaki.d2.r-cms.jp/topics_detail1/id=39

 

母は一人暮らしをするようになってから焼いたニンニクを毎日一欠け食べるようになり、それから多血症になり、頸椎症になっていた。

元々ミシンかけが職業だったから下を向いて作業をすることが多く首に症状が出たのだと考えられる。

手術をしたが、車椅子の生活になった。

後年病院からB12製剤を処方されていたが遅かったと思える。

 

この、《 毎日食べる 》というのが良くない。バランスの取れた内容のものを毎日食べるのなら良いが、偏った栄養素の物を毎日摂り続けることで病気になるのだ。

私なども毎日コーヒーを飲んでいるので、気をつけなくてはいけないと思う。体の調子を見ながら、足りない栄養素を補うようにしなければと思っている。

 

 ビタミンはからだの中で協力しあってはたらいています。

 葉酸と関係の深いのはビタミンB12です。ともに悪性貧血を防いだり、葉酸が遺伝情報を伝える成分を合成するとき、B12が補助したりして協力関係にあります。また、葉酸がからだの中で活躍できるのは、ビタミンCによって活性型に変換されるからなのです。そんなわけで、葉酸が充分にあっても、ほかのビタミンがないと、うまくはたらいてくれません。バランスのよい摂取を心がけましょう。

 健康や美容のためにビタミン剤を飲む人がいますが、一種だけを大量にとると、思いがけない落とし穴があります。ビタミンCの大量摂取は、葉酸の排泄量をふやします。1日にCを2g以上とっている人は、葉酸の摂取量もふやさないと欠乏が心配です。(中村丁次=監修『栄養成分バイブル』)

 

 ビタミンB12葉酸と協力して、赤血球のヘモグロビンの合成を助けています。不足すると造血がうまくいかず、赤血球が減ったり、異常に巨大な赤血球ができてしまい、悪性貧血になります。昔は治りにくかったので悪性と呼ばれました。現在では、不足している葉酸ビタミンB12を補給すればよくなることがわかっており、けっして悪性の病気ではありません。(略)

 筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が、正常にはたらくためには、いくつものビタミンB群の仲間が必要です。…そしてB12の役目は、神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成したり、修復することにあります。(中村丁次=監修『栄養成分バイブル』)

 

ビタミンB12葉酸を助けて赤血球の合成や遺伝子の修復に関わっているようだが、神経系においてはB12の方が葉酸より主役になるのではないだろうか?

今、進められているコロナワクチンを接種した後などには遺伝子の修復のためにこの二つの栄養素(VB12と葉酸)と亜鉛が必要になるのではないかと思われる?

葉酸を過剰に摂り過ぎれば、VB12は先ず遺伝子の修復や赤血球の合成に使われるだろう。そして神経細胞の修復は後回しになるのではないかと思える。

 

レバーは例外として、葉酸は緑の葉物野菜など植物性の食品に多く含まれる。

逆にVB12は、海苔には多く含まれるが、動物性食品に含有される。中でも魚介類と獣肉では牛肉に多い。

 

myrtus77.hatenablog.com小葱にも葉酸が多い(https://calorie.slism.jp/106228/)。薬味は大事。

ちりめんじゃこにはVB12が多いので、葉酸の多いほうじ茶やオートミールと相性が良いと思われる。そしてカルシウムを補うことが出来る。

 

 

私は子どもの頃は青魚の干物ばかり食べさせられていたのでVB12が不足することはなかったと思うが、出産後の授乳中に除去食をしたためにその後数年、VB12欠乏症だったように思う。病院には行かなかったので診断はされていないが、腰が折れるように痛かった。そして自律神経失調症の症状に悩まされていた。

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娘が生まれてすぐにアトピー性皮膚炎だと分かって、母乳育児中に激しい除去食をしてほぼベジタリアン生活をしていた。断乳して食事を元に戻しても、ビタミンB12が足りない後遺症を持った体になっていたのではないかと思う。

こちらに引っ越してきて、近くのスーパーでほぼ毎週〈ハム・ソーセージ割引券〉が出るので、毎週一回必ずソーセージを食べている。そのせいでB12が足りているのかな?ビタミンB12が足りてるから、ニンニクを食べても悪性貧血状態にならないのかな?と思っているところ。

 

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私が結婚して家を出た後、一人暮らしを始めてから母は多血症になった。

ウィキペディアの「真性多血症」のところには、「正常な造血細胞は、…エリスロポエチン受容体がある。(略)そのため造血途中の幼若な血液細胞は盛んに分裂・増殖するようになる。…血液細胞の産出が亢進した状態が続くようになる」と記されている。

亜鉛の機能と健康』には、「慢性腎不全の貧血は傍糸球体装置における造血ホルモン・エリスロポエチン産生低下による骨髄幹細胞での赤芽球への分化障害に起因する。腎性貧血の治療としてエリスロポエチンの注射が行われるが、亜鉛の投与により注射量を減らすことができる。福島らは、腎機能(e-GFR)と貧血、血清亜鉛濃度の関連性を検討した」と記されている。

亜鉛は、エリスロポエチンの産生に関与しているのだと思う。

放射線の影響と亜鉛とアラキドン酸とロイコトリエンB4、そして植物の奇形(アレルギーの観点から)」で、亜鉛リノール酸からアラキドン酸への変換に関わって、植物の奇形発生を抑制しているのではないかと書いたのだが、ここでも、赤血球の分化に必要な造血ホルモン・エリスロポエチンの産生に亜鉛が関わっているように思える。つまり、亜鉛が不足した状態では、「エリスロポエチンが結合した時に起きるシグナルを伝達する働きを持っている酵素」が遺伝子変異を起こすということではないだろうか。一過性の亜鉛不足では腎性貧血となり、慢性的に亜鉛不足が続く中では真性多血症を発症してくる、と言えないだろうか?

母は、一人暮らしを始めた後に、ニンニクの焼いたものを毎日一かけ食べていたのだった。いつの時点からだったのか、何年食べ続けていたのかは、分からない。テレビの健康番組を見て食べ始めたのかも知れない。けれど頸椎の手術をする前の頃には、もう、多血症で病院にかかって瀉血もしていたのだ。

(略)

銅不足で起こりうる病状は他にも多々ある。ノルアドレナリンなど交感神経系の伝達物質への変換のために銅は欠かせない。これが造られなくなれば、心筋の収縮が弱まり、その状態が長く続けば心肥大を引き起こす。この場合、下の血圧が高くなるのではないかと思う。

銅を含む食物を多く摂れば、上の血圧が高めに出るのではないだろうか?

夫に、ニンニクの料理を食べさせた翌朝の下の血圧が高めになるので、このことに行き着いた。血圧を下げようと思って、ニンニクを食べさせると、上の血圧は下がるのだが、下が高くなる。

β遮断剤を服用しているので、余計にそうなると思われる。(αβ遮断剤は心拍を緩徐させる。これが長く続くと、心臓からの血液の拍出が抑えられ、血液が溜まり、次第にうっ血性の心不全となると思われる。心不全の薬でありながら心不全を引き起こすのである。薬の長期服用は、そういった逆説的問題をはらんでいる。)

(略)

一つの栄養素を大量に摂ることで、他の栄養素が不足するということが起こってくると考えられる。飽食の時代の栄養失調である。特に薬効の強いものほど、摂取には注意が必要だと思う。