風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

サプリは栄養素の知識をしっかり持った上で摂らないと栄養バランスを崩して却って病気になる。

 

サプリメントなど飲んでいなくても食べた物の栄養素のバランスが崩れただけで具合が悪くなる。

ブリのお刺身を食べたこの日は、食べた物が全てVE>VKだった。

ビタミンEも血流を良くすると言われているが、摂り過ぎでビタミンKの働き(血液凝固作用)を阻害して、頭蓋内出血を起こさせる可能性があると考えられる。

しかも脂溶性のビタミンは蓄積するから副作用も出やすいのではないだろうか?

 

私は、娘の皮膚の具合が悪くなった時は、水溶性のビタミンであるB群のビタミンのサプリだけは摂らせてきた。

しかし、その場合も一日所要量の半量だけ。1日1粒と記された物は買わない。

サプリだけで生きているのなら良いが、食事でも栄養素を摂っているのだから、一日の所要量をサプリで摂ると摂り過ぎになってしまう。

しかもB群のビタミンは一緒に働くため、全てが揃っているもので摂らなければ過不足が生じる。

だから、VB1、B2、ナイアシンパントテン酸、B6、葉酸、B12の7種類のB群だけでなくビオチンとイノシトールまで入っているものを選ぶようにしている。

アトピーの痒みを抑えるためにビオチンは欠かせない。しかし、その場合もビオチンはナイアシンやB6等と一緒に働いて痒みを抑えるプロスタグランジンを合成しているのだ。

 

微量元素と言われる亜鉛や銅などのミネラルは、酵素補酵素の関係でビタミンと共に働くが、多すぎても体に害をなす。だからミネラル類をサプリで摂る場合は分子整合医学を勉強している医師のもとで服用するのが良いと思う。

そしてビタミン類を摂り過ぎると、亜鉛等の微量元素が消費されて不足するということが起こってくる。

私の考えでは、体内がアルカリに傾いた時に起こってくる病気の場合に、水溶性のビタミン類に限って少量サプリで補給するのが良い。

 

myrtus77.hatenablog.com母は一人暮らしをするようになってから焼いたニンニクを毎日一欠け食べるようになり、それから多血症になり、頸椎症になっていた。
元々ミシンかけが職業だったから下を向いて作業をすることが多く首に症状が出たのだと考えられる。
手術をしたが、車椅子の生活になった。
後年病院からB12製剤を処方されていたが遅かったと思える。

 

ニンニクを食べ始めるずっと前から母はアリナミンを飲んでいた。

アリナミンはVB1製剤だと思っていたが、B1を中心として、B2、B6、B12、VEが入っているようだ。葉酸は入っていないようだ。

 

ニンニクに最も多く含有されているのはビタミンB6と記されているhttps://calorie.slism.jp/106223/)。

 

ビタミンB6(http://ipidiw.co.jp/nutrition/vitaminb6.html
過剰摂取・副作用
・筋肉の脆弱
・感覚神経障害、末梢神経の痛みやしびれ
・血中葉酸濃度減少

 

もしかしたら、アリナミンによるB1、B6の過剰と相俟ってニンニクのB6が、B12だけでなく葉酸亜鉛の欠乏も引き起こしていたのかもしれない。そうすると頸椎ヘルニアだけでなく多血症にもつながる気がする。

 

いずれにしても食べ物とサプリが引き起こした病気だと言える。