「甘いものとかカフェインに依存しやすい人の特徴のひとつが「筋肉量が少ない」ということ」だとツイートしている人がいた。「筋肉量が少ないとグリコーゲンの貯蔵量も少なくなるから血糖値の維持が難しくなる。血糖値が乱高下するから脳レベルで砂糖やカフェインを欲してしまう」、と。そして「筋トレすべし」と。
成程と思いながら、筋トレだけでは解決しないだろうと思えた。
筋肉を造る原料となるタンパク質が必要だろう。中でもリジンの多い肉・魚・卵や、筋肉を強化するロイシン等の分岐鎖アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)を多く含有する乳製品などが。
若い頃の夫は太ってはいなかったが、大腿が太く下肢の筋肉量は多かっただろうと思う。それが、甲状腺機能亢進症で薬を十数年飲んでいるうちに、ウエスト周りは太くなり、足の筋肉は痩せていった。
甲状腺機能が亢進気味の頃は、甘い物を食べてもすぐに代謝されるから糖尿にもならなければ太りもしなかった。そしてその頃はコーヒーは好きではなかった。しかし甲状腺機能が低下症に逆転して以降、うっ血性心不全に至る頃には、コーヒーを頻繁に飲みたがるようになった。
慢性腎不全の貧血は傍糸球体装置における造血ホルモン・エリスロポエチン産生低下による骨髄幹細胞での赤芽球への分化障害に起因する。腎性貧血の治療としてエリスロポエチンの注射が行われるが、亜鉛の投与により注射量を減らすことができる。福島らは、腎機能(e-GFR)と貧血、血清亜鉛濃度の関連性を検討した。
エリスロポエチン不応性貧血においても、60%の症例で亜鉛投与の併用により貧血が改善する。日本透析医学会のガイドラインにも、亜鉛投与によるエリスロポエチン減量効果について記載されている。(『亜鉛の機能と健康』p64)
腎性貧血に対する亜鉛投与の有用性については、血液疾患の項ですでに述べたが、e-GFRと血清亜鉛濃度は正の相関関係にあり、重症例において亜鉛補充療法を行ったところ、血清亜鉛濃度の正常化とともに貧血もヘモグロビン値が平均で1g/dL以上改善したと福島らは報告している。(『亜鉛の機能と健康』p65)
過去の夫の検査値を見返してみると、心不全で入院した直後はヘモグロビン値は正常内にあったが、亜鉛を排出する利尿剤を飲むに連れて下がってきているのが分かる。
あの頃、ヘモグロビン値が低いのは銅が足りないからだろうか?鉄の不足だろうか?と考えていたのだったが、やはり亜鉛が第一に不足していたのだと、今では、はっきりと分かる。
一つには、エリスロポエチンという造血ホルモンの合成に亜鉛が必要だということである。
もう一つは、「エリスロポエチン不応性貧血においても、60%の症例で亜鉛投与の併用により貧血が改善する」と書かれているように、亜鉛は筋肉そのもの(タンパク質)の合成にも関わっているから、筋肉量が増えることによって貧血が改善されるということだと考えられる。
心不全での2回目の入院後、引っ越す直前くらいに、亜鉛と銅の値を検査して頂いたが、亜鉛はもちろん基準値に満たなかったが、銅も足りていなかった。
銅は血液を運ぶためにも重要な栄養素だが、エラスチンの架橋やコラーゲン等、線維タンパク質を形成して、筋肉の収縮・弛緩に関わっている。
また、亜鉛と共に銅はスーパーオキシドジスムターゼの活性中心でもある。放射線を浴びる等した場合、亜鉛、銅、マンガンはスーパーオキシドジスムターゼの合成に消費されて欠乏しやすくなる。するとインスリンの合成にも甲状腺ホルモンの合成にもタンパク質そのものである筋肉の形成にも支障を来す。
そしてあの頃は利尿剤と共にカリウムを血中に留めるARB系の降圧剤も飲んでいた。主に筋肉細胞にあって筋肉の働きに関与しているカリウムが血中に留められることで下肢の筋力が弱り、血液を上半身へと戻すことが出来にくくなり貧血を起こしていたとも考えられる。
過去の検査値を見返していて気づいたことがもう一つある。
肝臓で代謝するカルシウム拮抗薬を飲み始めて、量を増やし始めると共に、肝障害の値を示すALT(GPT)の値が高くなっていっているという事実だ。
やはり、問題は薬、である。飲み続けるということが良くない。
宮坂名誉教授は本でウソを書いていた。謝罪訂正して欲しい。
— 【宝塚の宮澤】医師 宮澤大輔 Daisuke Miyazawa👥 コロナワクチン年齢別派 (@blanc0981) 2022年10月29日
「この脂質ナノ粒子はリンパ管に入りやすい性質を持っていることから、筋肉内に注射されたmRNAワクチンは血管に入らずにリンパ管に選択的に入り込みます」
▶︎嘘。血液で心臓に達する事が分かりました。スパイクが心筋に証明されました https://t.co/U18I8vUHix pic.twitter.com/TnmEiubBYV
なるほど!
— まいち (@maiti_86) 2022年10月19日
心筋は脂質代謝をメインとするので脂肪酸の取り込みが多い。
有酸素運動に適応した運動選手の心臓は脂質代謝が亢進しているので更に脂肪酸の取り込みが多くなる。つまり運動選手のリスクは高くなる。 https://t.co/IYfVC4alaN
https://twitter.com/Yamamoto0509/status/1582732083914452992?s=20&t=xhJGjkir19yrixivnVvQoQ
10代男子は運動選手にも負けない心肺運動能力を持っているので
— やまもとReduce exposure! (@Yamamoto0509) 2022年10月19日
副作用がその年代性別に出易いのは当然の結果ですね https://t.co/Spa7M21AQ4
よくわからないけど、コロナワクチンは筋肉注射なのでボディビルダーのように筋肉が発達した人が打つと筋肉内の豊富な血管を介して普通人よりも遥かに効率的に心筋に達するのでは?まるで静脈注射みたいに。
— 智の羅針盤 "The compass of the wisdom" (@xzruLnOPQuxlse6) 2021年11月7日
彼らは打つなら皮下(or皮内)注射にすべきなのかも。そう言う指導を専門家はしないのかな?
非接種者は今後も非接種のままで。二回接種された方はオミクロン型対応という言葉に騙されることなく二回のままに。三回接種の方四回接種の方も同様です。今後いろいろなことがわかってくると思います。ともかく追加接種をしないこと。それが重要です(いつと同じ結論)
— molbio08 (@molbio08) 2022年10月31日
専門分野は分子腫瘍学・分子生物学。抗体を活用した研究を行ってきました。腫瘍免疫は重要なテーマなので免疫学も守備範囲。大学で教えています。(molbio08さんのプロフィール)