風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

このところの眩暈は・・?

ストレスに対抗する副腎皮質ホルモンが合成されるまでの過程では多くの栄養素が関わっていると思われるが、最も中心的に働いているのが酵素の活性中心を担っている銅ではないかと思う。

 

上に載せた縮小版の図ではメラニン合成部分を切っているが、副腎皮質ホルモン合成までの過程でメラニンの合成に枝分かれしていくようなので、陽に当たりやすい人の場合はヒスチジン等のアミノ酸と共に銅がさらに必要になると思われる。

ドーパミンからノルアドレナリンへの変換で銅タンパク質であるドーパミンβヒドロキシラーゼが働き銅がここで消費されるが、その後のノルアドレナリンからアドレナリンへの変換ではメチオニンとVB12が働いているようだ。

銅の代謝モリブデンによって調整を受けているようなのだが、銅よりもモリブデンの多いものを摂り過ぎると銅は欠乏するのではないかと思われる。それと同じように、メチオニンやVB12を多く含有する食品を日頃から摂っている者は銅が不足しやすいのではないだろうか?

 

子どもの頃から私は、ヒスチジンとVB12の多い背の青い魚を食べさせられて来た。その上、日差しの強い地方で生まれ育ち、中学時代は年中陽に当たってテニスをしていたので、メラニン色素を沢山合成したようで色黒であった。

そしてまた私は、モリブデンの多いご飯好きである。故に昔から銅が欠乏しやすい。

 

 

そしてこの1年ほど、コーヒーにはコーヒーシュガーを入れて飲んでいた。

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コーヒーシュガーには亜鉛と鉄が最も多く含有されている。

微量だといえども、毎朝飲んでいれば影響は出るだろう。

亜鉛は摂り過ぎれば銅の吸収を阻害する。

 

 血中に存在する銅の約95%は、酵素のセルロプラスミンと結合している。セルロプラスミンは、貯蔵鉄がトランスフェリンに結合できるように、二価の鉄を三価の鉄へ酸化する作用がある。そのため、銅が不足すると貧血を引き起こす。(川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』)

 

このように、鉄も摂り過ぎることで銅の欠乏を引き起こすのではないかと考えられる。

 

そんなことで、この所しばしば眩暈を起こしていた。

三温糖に含有されるのは銅が最も多く、次に鉄。

以前は料理全般に、三温糖を使っていたので、砂糖も体調を見ながら使い分けることにしようと思う。微量だと思うが、続くと影響が出る。

 

そしてストレスがかかりすぎている時は、コーヒーの摂取も控えることにしようと思う。

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コーヒーは副腎を刺激して副腎皮質ホルモンを出させるようなので、ストレスがかかりすぎている時はこのホルモンを合成するために他の栄養素が欠乏する上に副腎疲労に陥りやすい。

そして副腎皮質ホルモン合成の過程で血圧も上げることになる。

さらに女性は閉経後は血圧が上がりやすくなる。

 

 

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