風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

プリン塩基とモリブデン酵素によるプリン代謝と私の頭痛

プリン塩基(プリンえんき、英: purine base)は、プリン骨格を持った核酸塩基である。つまり、プリン環を基本骨格とする生体物質で核酸あるいはアルカロイド塩基性物質である。プリン体(プリンたい)とも総称される。

核酸塩基であるアデニン(図1.2)、グアニン(図1.3)などヌクレオシド/ヌクレオチド以外にもNADFADの成分として、あるいはプリンアルカロイドのカフェイン(図1.7)、テオブロミン(図1.6)などが知られている。

食品中では旨味の成分であり、核酸中に多く含まれる。そのため細胞数の多いもの、細胞分裂の盛んな組織に多く存在する。

(略)

プリン代謝核酸塩基の同化作用という意味合いの他、特に陸棲の動物においては、尿素を生成するオルニチン回路と共に体内の過剰な窒素の排泄作用においても重要である。したがって、プリン代謝には、核酸の新生経路(デノボ経路、de novo pathway)および核酸のサルベージ経路 (salvage pathway) の他に尿酸合成を介して尿素(図1.8)を生成する経路が知られている。

(略)

分解
イノシン酸からヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼによって生成するヒポキサンチン(図1.4)はサルベージ経路で再生される一方、キサンチンオキシダーゼ(EC 1.17.3.2)により尿酸(図1.8)が生成される。尿素排泄型の動物においては尿酸はいくつかの酵素によりアラントインを経由して尿素まで分解される。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%A1%A9%E5%9F%BA

 

このキサンチンオキシダーゼの活性部位にモリブデンがある。

 

酵素反応機構

キサンチンオキシダーゼの活性部位はモリブデン原子に末端酸素(オキソ基)と硫黄原子、末端ヒドロキシル基が配位したモリブドプテリンユニットで構成されている[6]。キサンチンから尿酸への反応では、酸素原子はモリブデンからキサンチンへ転移されることにより、いくつかの中間体が生成すると仮定される[7]。そして、水の付加により活性モリブデン中心が再生される。その他のモリブデン含有酸化還元酵素のように、キサンチンオキシダーゼによって基質に取り込まれる酸素原子の由来は酸素分子よりも水分子の方である。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BC

 

 

核酸塩基であるアデニン、グアニンなどヌクレオシド/ヌクレオチド以外にもNADやFADの成分として、あるいはプリンアルカロイドのカフェイン、テオブロミンなどが知られている」という部分を読んで、面白いなと思った。

NADとは「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドであり、ナイアシンのことだ。

そして「FAD」とは「フラビンアデニンジヌクレオチドでVB2のことである。

 

ナイアシンやB2の一部に核酸が組み込まれているということ?だ。

 

「カフェイン」も、と記されているのだが、コーヒーにはナイアシンが多い(https://calorie.slism.jp/116045/)。

 

コーヒーを飲むと頭痛が緩和される時があるのだが、昨日はコーヒー飲んで余計頭痛が酷くなる気がした。

 

なんか、面白くなってきたな。

 

 

 

 

私の好きなご飯にもモリブデンが一番多く含有されているんだが、ご飯もメチオニン>シスチンなんだ。