風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

鼻血など出したことのない私が鼻血を・・(壊血病?)

朝のコーヒーにコーヒーシュガーと黒糖を入れて一年近く飲んでいて眩暈がするようになった。それで、銅が不足していると思い、黒糖を銅の多い三温糖に代えて飲むようにし始めたある日、お弁当の鶏モモ(セレンが多い)の煮物の残りをつまんで食べた後、鼻血が出た。

夫は子どもの頃から良く鼻血を出す人だったということなのだが、鼻血など出したことのないこの私が鼻血を出したのだ。

札幌時代、アロマセラピストの資格を取るために解剖生理の勉強をしていた頃、知人の北大の内科医に色々尋ねていたことがあった。鼻血と血圧の関係で質問したこともあるが、大した答は得られなかった。

myrtus77.hatenablog.com私は元々バター好きで、パンにはバターを塗って食べたいと思う方である。
しかし夫はバターは嫌いだった。パンにはジャム派だった。
セレンには血液の凝固を抑制する作用があると記されているhttp://ipidiw.co.jp/nutrition/selenium.html)から、鼻血などの出やすい人にはセレンの多いパンとVAの多いバターの組み合わせはあまり好ましくないかもしれない。

 

myrtus77.hatenablog.com溝口徹=著『「脳の栄養不足」が老化を早める!』によると、セレン含有酵素によって消去された過酸化水素の一部は「細胞内の銅や鉄と反応して、ヒドロキシラジカルという活性酸素に変わる」と記されている。「これは細胞を傷つける強力なパワーをもった活性酸素だ」と。このヒドロキシラジカルを消去するのが、β−カロテンやビタミンE、そしてビタミンCのようである。

だからセレンを沢山摂っただけで終わってしまっては、次に生成した活性酸素が細胞を傷つけ続けるということになる。

 

ビタミンCはコラーゲンを合成して壊血病を防ぐというのだが、コラーゲン合成には銅も関係しているはずだ。

しかし亜鉛、鉄、銅、セレンを沢山摂って、ヒドロキシラジカルが産生されれば、これを消去するために大量のビタミンCが必要となり、コラーゲン合成に使われなくなるのではないかと考えた。

 

私は元々、蜜柑の国の人間である。ビタミンCは割と日常的に摂っていたと思われる。

夫は梨や林檎など銅やカリウムの多い果物を食べてきた人だ。そして豚肉ではセレンの多いロース肉が好きだった。そして納豆である。挽き割り納豆にはセレンは含まれていないが、普通の糸引き納豆にはセレンも多く、それ以上に銅が多く含有されている。

 

こういった食生活の積み重ねで、夫は、甲状腺機能も亢進傾向にあっただろう。若い頃から血圧は高めだったと聞いていた。だから、甘い物を沢山食べても糖尿病になるようには見えなかった。

 

『目でみるからだのメカニズム』には、甲状腺機能亢進症は血液のpHがアルカリに傾いたところで発症してくる病気の中に入っている。逆に糖尿病は血液が酸性に傾いた方に入っている。

 

夫は長年、甲状腺機能亢進症の薬を飲み続けたために体質が逆転してしまったのだ。

 

そしてこのところの私は、薬は飲んではいないが、食べ物のバランスが悪くてビタミンC欠乏症の壊血病を起こして鼻血を出したのだ。

 

ビタミンCの多いものを毎日ちょこちょこ摂るように心がけて、鼻血は出なくなった。

果物でもビタミンCが多い物と、VCより銅などの方が多い物とがある。

じゃが芋やサツマイモ、ピーマンなどはビタミンCが多く、熱にも強いようである。

 

関連過去記事

myrtus77.hatenablog.comコーヒーシュガーには亜鉛と鉄が最も多く含有されている。
微量だといえども、毎朝飲んでいれば影響は出るだろう。
亜鉛は摂り過ぎれば銅の吸収を阻害する。
このように、鉄も摂り過ぎることで銅の欠乏を引き起こすのではないかと考えられる。
そんなことで、この所しばしば眩暈を起こしていた。
三温糖に含有されるのは銅が最も多く、次に鉄。
以前は料理全般に、三温糖を使っていたので、砂糖も体調を見ながら使い分けることにしようと思う。微量だと思うが、続くと影響が出る。