こんな表を作って食事の改善をしてきたのだが、食品成分表が改訂されて、「カロリーSlism - 栄養成分/カロリー計算」の表示も微妙に変わってしまっているので、もう一度調べ直さなければいけなくなった。
そもそもこの4つのアミノ酸に着目したのは、リジンとアルギニン、メチオニンとシスチンの二つが真逆というか、対になっていると思えたからなのだ。
リシン(リジン)
働き・効果
細菌やウイルスに対する抗体をつくリ免疫力を高める(https://ipidiw.co.jp/nutrition/lysine.html)
リジン ウイルス感染を抑えるはたらきがある。とりわけ、帯状疱疹や口内炎などの原因となるヘルペスウイルスの成長と再発を妨げる効果は大きい。(生田哲=著『心の病は食事で治す』)
アルギニン
摂取・吸収
アレルギー、気管炎症、ぜんそく、肝硬変、精神分裂症、統合失調症、ヘルペスウイルスなどのウイルスに感染している場合、摂取は控える(http://ipidiw.co.jp/nutrition/arginine.html)
アルギニン 免疫系のT細胞を増殖させ免疫系を強くする。(生田哲=著『心の病は食事で治す』)
またシスチンは、メチレーション回路においてメチオニンから変換されて来るアミノ酸だが、同じ含硫アミノ酸でありながらメチオニンが多い物とシスチンが多い物で作用が違っていると思われた。
興味深いのは、メチオニンの項には「薄毛や白髪はメチオニン不足の兆候 」(http://ipidiw.co.jp/nutrition/methionine.html)と記されているのに対して、シスチンでは「過剰摂取・副作用」で「白髪が増える」(http://ipidiw.co.jp/nutrition/cysteine.html)と記されている辺りだ。
これらは対になっており、一方に偏って摂り過ぎると病気になると思える。