ビタミンB1(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitaminb1.html)
不足(症状)
風邪、糖尿病になりやすい
ビタミンB1(不足すると)
免疫力の低下
白血球の遊走にビタミンB1が関与。不足すると風邪をひきやすくなり、また治りにくくなる。(柏崎良子=著『栄養医学ガイドブック』p74)
これはやはり、ビタミンB1が自然免疫に関連していると思われる。
「ビタミンB1不足で糖尿病になりやすい 」でも書いたが、夫はビタミンB1を尿中へ排出する利尿薬を飲んでいて糖尿病になった。このフロセミドという利尿剤は亜鉛をも排出する薬である。そしてこれに加えて、カルシウム拮抗薬も飲んでいた時期があったが、その頃は、良く微熱を出していた。
免疫に関わる栄養素が足りていないために、しっかり熱を出して闘えず微熱が長引くように思えた。
カルシウムもまた白血球の働きに関与しているのである。
① 細胞の生存や増殖に大切な働きをする
白血球やリンパ球が異物(体に悪さをする病原菌など)を捕えるのに関与し、細胞の外からCaが入ることが刺激となって白血球などが働きます。
⑥ 免疫細胞でサイトカイン(相互連絡物質)を作る
リンパ球が異物を攻撃する際に細胞同士が連絡を取り合って攻撃します。
この時の連絡物質がサイトカインで、各々の細胞の中で作られます。
http://www.wa.commufa.jp/~kou-bs/kawaraban/calcium/calcium.htm
風邪のウイルス等と闘うために、ビタミンB1、亜鉛、カルシウム、そしておそらくT細胞と関連してアルギニンが必要であると思われる。
meromeropy77.hatenablog.comVB1がTH1に関与していると仮定してみよう。これが、自然免疫である。
VB2は副腎皮質ホルモンの合成に関与している。これが、TH2である。
副腎皮質ホルモンが造られれば糖質コルチコイドによって痒みや炎症が抑えられる。
ステロイド薬を使えばTH1もTH2も抑制されるが、長期に使い続ければ、自然免疫のTH1の方がより抑制される、という。副腎皮質ホルモンによってTH1の働きは抑制されるのである。
meromeropy77.hatenablog.com副腎皮質ホルモンは細胞性免疫反応のTh1を抑制し、Ⅳ型アレルギーを抑制すると言える。
ステロイド(副腎皮質ホルモン)薬を使っていると風邪を引きやすくなるのはそのためである。
つまり、副腎皮質ホルモンは接触性皮膚炎を改善し、組織液を抑える。
現時点で私に分かっている副腎皮質ホルモン合成に必要な栄養素は、コレステロールとパントテン酸、VB2、VC、亜鉛とアミノ酸ではリジンである。
うちの家族の体験から、パントテン酸食材を摂り過ぎていると風邪を引きそうになるというのも、これらの理屈に適っている。
私はビタミンB1について娘のアレルギーに関連して調べていたのだが、ここに来て、夫の病気と薬の副作用につながってきたように思われる。そしてこれは、免疫反応に関わって、コロナウイルスとも関連していくと思われる。
ビタミンB1は豚肉に多く含有されている。