風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

コロナ後の弱った足腰の回復のために最も必要な・・。

骨格筋収縮のメカニズム(1)|骨格筋の機能

    骨格筋は運動神経支配を受けている。

(略)

 

骨格筋収縮の指令の伝達-中枢から運動神経終末、骨格筋膜への伝達-

中枢からの骨格筋収縮の指令は、運動神経線維を通って電気化学的に骨格筋へ伝えられる。すなわち、中枢からの情報(刺激)は活動電位により電気信号として迅速に伝えられ、その情報が神経終末までやってくる。

シナプス伝達で述べたように、指令が神経終末までやってくると、シナプス小胞に蓄えられている運動神経伝達物質であるアセチルコリンAch)が放出される。

放出されたAchシナプス間隙を拡散して移動し、骨格筋上にあるAchの受容体(ニコチン受容体;NM受容体)に結合する。ニコチン受容体はイオンチャネル内蔵型であり、そこにAchが結合するとイオンチャネルが開き、Na+が筋細胞内へ流入し、脱分極が生ずる。

その結果、活動電位が発生し筋全体に興奮が伝えられる。

 

筋小胞体からのカルシウム放出

骨格筋膜のNM受容体にAchが結合することによって誘発された脱分極は、T管を伝導して三連構造(図1-C)に達する。T管は興奮を筋小胞体に伝える経路である。

T管膜では細胞膜(形質膜)と同様、Na+電流による活動電位を発生するが、L型Ca2+電流も流れる。筋の収縮のメカニズムで述べたように、骨格筋の活動電位持続時間は心筋のそれに比べて非常に短い。

そのため、骨格筋のL型Ca2+チャネルを介して流入するCa2+量は非常に少なく、ここで流入するCa2+量自体は骨格筋では興奮収縮連関に直接関係しない。

(略)

では、骨格筋の収縮に必要なCa2+はどこから供給されるのであろうか。

三連構造T管膜には、ジヒドロピリジン受容体(DHP受容体;L型Ca2+チャネルタンパク質、電位依存性Ca2+チャネル)があり、DHP受容体のリピートⅡとⅢの間(図1-C)には細胞内ループがある。

T管が脱分極すると、DHP受容体のチャネルの電位センサーがこれを受容し、変形して細胞内ループが足状構造に接触する。足状構造は筋小胞体膜にあるリアノジン受容体(筋小胞体の膜上にあるカルシウムイオン放出チャネル)の一部であるので、この接触によってリアノジン受容体が開孔する。

すると筋小胞体に蓄積されているCa2+が放出され、このCa2+が拡散によって周囲のリアノジン受容体に達し、リアノジン受容体に結合する。Ca2+を結合するとリアノジン受容体は開孔し、さらにCa2+放出が促進される。

これをCa2+誘発性Ca2+遊離 Ca2+-induced Ca2+-release:CICR という。このようにして収縮に必要なCa2+は供給される。

https://www.kango-roo.com/learning/2088/

 

なんかとても難しくて全貌を理解することは出来ないのだが、そして肝心なところを略してしまっているのかも知れないのだが、筋収縮のためにはCa2+が必要なことだけは分かる。(この「看護」のサイトにはいつもお世話になっている。)

 

ということで、チキン・ビーンズにはカルシウムの多い岩塩を使った。しかし、

 

足りないと思われる栄養素の一つ二つを見当をつけて摂っていると、次に不足している栄養素に行き当たる。

カリウムが足りない、銅が足りない」と言ってそれを摂らせている途中で、娘は寝る前に牛乳を飲み始めた。そしてその三日目だったかには、夕飯でご飯に(鉄とカルシウムが多い)赤い岩塩をかけて食べていた。

すると、眠れなかったと言う。カルシウムは神経を鎮めるとも言われるが・・?

 

myrtus77.hatenablog.com

この過程は最終的に副腎皮質ホルモンを合成するから、ストレスには強いと言えるかも知れない。(逆から言えば、ストレスがかかりすぎると銅は欠乏すると言えるだろう)
しかし、銅がこの神経伝達物質合成のために消費されて、骨や筋肉を造る方で弱くなると考えられる。

 

最終的に副腎皮質ホルモン合成へとつながるこの過程の初っ端に必要とする栄養素にカルシウムと書き込んでいる。アドレナリン等の交感神経性の神経伝達物質を合成する初っ端でカルシウムが働いているのだ。

 

眠れなかった日の夕食は秋刀魚の干物だった。秋刀魚にはVB12が多い。B12はノルアドレナリンをアドレナリンに変換する。

そしてこの日のお昼に私は、フライドチキンを二切れ入ったパックを買ってきて、食べきれずに(結構大きめの)一切れを残していた。それを娘は帰ってきて夕飯前に食べた。

鶏肉にはパントテン酸が多く含有されている。B12やパントテン酸によってアドレナリンから副腎皮質ホルモン合成へと変換が進んだろうと思う。これに牛乳のカルシウムが加わって眠れなかった。

副腎皮質ホルモンというのは、明け方の目が覚める前に放出されるホルモンで日中の活動を支える。つまり夜に放出されると眠れなくなるのだ。

 

翌日はご飯に岩塩をかけて食べていた。

私は煮豆にも岩塩を使っていたから、これはちょっとカルシウム過多になりそうだなと思っていたのだが、この夜はツイッターで流れてきた不愉快な情報を目にして怒り狂って眠れなかったらしい。

アドレナリン等の交感神経性の神経伝達物質は闘いのためのものだ。活動のために必要なものなのである。

 

なので、朝食で摂るのが良いように思われる。

 

myrtus77.hatenablog.com骨格筋には、交感神経性の血管拡張神経があり、運動開始直後に血管拡張がみられ、筋血流が増大しますが、これはアセチルコリンの作用です。(堺章『目でみるからだのメカニズム』)

 

それで今朝も、

大豆も鶏肉も下に沈んでしまって見えないが・・。

 

私の方も、料理で岩塩を使ってカルシウムを摂り過ぎたせいか、この二、三日目の下がピクピクしていたので、マグネシウムの多い海塩を舐めた。すると、数分で治まった。

塩などのようにイオン化しやすいものは薬代わりになると思う。

これは、本物の薬やサプリを飲んでいない場合の話だが。

働きが重複すると却って病気になると思うが・・。

カルシウム拮抗薬を服用している時に、マグネシウムの塩を摂り過ぎると危険!

 

myrtus77.hatenablog.com

骨はカルシウムとリンなどの、ミネラルを主成分として形成される。これらのミネラルは、骨形成とは別に、全身の細胞を興奮させる役割がある。その役割を終えた後に初めて、骨の材料として用いられるわけだ。運動すると骨が強くなるのも、全身の細胞が興奮し、骨となるカルシウムやリンが大量に用意されることによるものだ。もちろん、そのときには自律神経の働きは交感神経優位に傾いている。(福田稔=著『実践「免疫革命」爪もみ療法 がん・アトピー・リウマチ・糖尿病も治る』)