meromeropy77.hatenablog.comつまりこの二つの薬を長期に飲んでいれば、記憶障害やうつ病を発症する可能性があり、さらには依存症となり薬なくしては生きられなくなる可能性も考えられる。
これらの薬を止めた直後には、ギャバを多く含有する食品を摂取すべきだと考えられる。
娘が、日中、「眠くて辛くて仕事にならない」というので、そう言えば私もこのところ日中やたら眠いと思って考えていた。2週間ほど前の話。
以前、不耕起栽培の発芽玄米を通販で買って食べていた。それが、2011年の東日本大震災以降、不耕起栽培でお米を作る農家を見かけなくなって、普通にスーパーで白米を買っていた。
夜眠れないと言うので、不耕起栽培でない発芽玄米をスーパーで買ってきて、白米に混ぜて炊くようにし始めた。それを朝ご飯でも食べたせいで眠すぎるのか!?
おそらくこれは、発芽玄米に多く含有されるGABAギャバ(γアミノ酪酸)の作用だろう。
もう、あぁすれば、こうなる、だな。
ということで、発芽玄米入りご飯は夜だけにして、朝は、ただの白飯かパンにすることにした。
GABA と グ ル タ ミ ン 酸 は と も に 代 表 的 な ア ミ ノ酸系神経伝達物質であり,グルタミン酸が興奮性であるのに対し,GABA は興奮抑制作用を発現する5)。その作用機序は,神経細胞の特異的受容体(タンパク質)である GABA 受容体に GABA が可逆的に結合することによって起こるとされている 6)。そして,GABA 受容体には GABAa 受容体と GABAb 受容体が存在することが認められている 6)。GABAa 受容体 はC l -チャ ンネ ル を有し , それ が開 いて 塩 素イオンが細胞に入り細胞膜内が過分極になることによって興奮を抑制し,他方,GABAb 受容体は GTP結合タンパク質と共役し,アデニル酸シクラーゼ活性を抑制し Ca +チャンネルの抑制及び K +チャンネルの活性化によって,欠伸発作,記憶に関係する海馬長期増強現象,うつ病の発現に関わるとされている 6)。(https://www.jstage.jst.go.jp/article/bimi2002/2010/15/2010_32/_pdf)
「欠伸発作」だって。発作なんだ。
脳の興奮を抑えるブレーキのなかで、ギャバは、もっとも頻繁に活躍する伝達物質である。バリウム、リブリウム、アクチバンなどベンゾジアゼピン誘導体の多くの抗不安薬は、ギャバ受容体にくっつき、まるでギャバであるかのごとく振る舞うことで脳を鎮静させ、感情を安定させている。
しかし、ベンゾジアゼピン誘導体を長い間服用するとギャバが枯渇し、まず、耐性が発生し、やがて依存症に移行する。ベンゾジアゼピン誘導体による依存症から回復する手だてがある。それは、枯渇したギャバを脳内に再度供給することである。(生田哲=著『心の病は食事で治す』p165)
写真は発芽玄米ご飯じゃなくて、