風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

椎間板ヘルニアによる座骨神経痛で摂るべき栄養素について

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だから腰椎椎間板ヘルニアで、タンパク分解酵素であるキモパパインを用いて髄核の保水成分を分解するキモパパイン療法というものがあったということだ。しかしキモパパインはタンパク分解酵素だからコラーゲンで出来ている髄核の周囲の線維輪まで分解してしまうために中止になったということなのだ。

私がここで考えたいのは、どういった栄養素が必要か?ということなのだ。

私は眼科医でもなければ外科医でもないので手術のことは解らない。しかし手術を受けたとしても、その前後の食べ物は何も考えなくて良いというわけにはいかないだろう。そもそも私達の体というのは食べた物で成り立っているのだから。

 

この記事で書いたことを踏まえて、以下では、椎間板ヘルニアで摂るべき栄養素について考えたい。

 

さて、やはり神経系を正常に保つための栄養素として一番に考えたいのはビタミンB12である。牛肉や魚介類に多い。

一度に100gを食べるというなら牛ステーキを食べるのが効率よく摂れると思えるのだが、毎日毎日牛肉ばかりも食べられないだろう。

そしてVB12は水溶性だから一度に大量に摂っても一時的に具合が悪くなることはあっても病気が良くなることなどあり得ない。

 

ビタミンB12の吸収には胃から分泌される内因子(糖たんぱく質)が必要であるため、胃がんなどで胃を切除した患者の場合は、内因子不足によるビタミンB12吸収障害が起こり、術後3〜5年で悪性貧血を発症することがある。(川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』p161)

 

次にビタミンB12は内因子と結合し、内因子ービタミンB12複合体は腸管を下降し、カルシウム存在下で、回腸下部の吸収細胞の微絨毛に分布する受容体に結合し、吸収細胞に取り込まれる。(p179)

 

プロセスチーズに最も多く含有されているのがビタミンB12カルシウムhttps://calorie.slism.jp/113040/)。

 

例外はあるが、肉や魚はカルシウムよりマグネシウムの方が多く含有されているのでカルシウムが弱くなると思われる。

ちりめんじゃこはVDとVB12が多く、Ca>Mg(https://calorie.slism.jp/110056/)

葉酸の多い小葱と合わせると良い。

 

プロセスチーズには、筋肉を造るアミノ酸である分岐鎖アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンも適度に含有されている。

 

スライスチーズやキャンディチーズで毎日少しずつ摂ってみるのが良い。

 

こういったものを毎日、少しずつ摂って体の様子を観察することが大事だと思われる。

これまでに足りていなかった栄養素を毎日少しずつ摂ることで良くなるようなら続ければ良いし、具合が悪くなってきたら止めて、方向転換するようにする。食べ物なら軽症で方向転換が可能になるのだから。

 

その前後でワクチンや薬やサプリメントを体の中に入れていなかったかどうかもチェックポイントになる。

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ニンニクを食べ始めるずっと前から母はアリナミンを飲んでいた。

もしかしたら、アリナミンによるB1、B6の過剰と相俟ってニンニクのB6が、B12だけでなく葉酸亜鉛の欠乏も引き起こしていたのかもしれない。そうすると頸椎ヘルニアだけでなく多血症にもつながる気がする。

 

 

また、美味しいと思うかどうかも大事な指標だ。

私はキャンディチーズとスライスチーズを食べ比べてみたが、キャンディチーズを不味いと思った。同じメーカーで原料も同じなのに。形状の問題なのか?それともスライスチーズの方が柔らかく作っているせいなのか?

美味しくないキャンディチーズを料理に使って食べきることにした。

ラディッシュにはB12と一緒に働く葉酸が多く含有されている。

しかし、なんだろ?ラディッシュと合わせて誤魔化したつもりだったがやはり美味しくなかった(笑)。私の体がこれを欲していないのかも知れない。