風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「羊飼いの礼拝」と葛原妙子の短歌


大阪キリスト教書店の来訪で購入した『巨匠が描いた聖書』(いのちのことば社フォレストブックス)の中にジョルジュ・ド・ラトゥールの「羊飼いの礼拝」という絵が載っていた。この絵の中の「布にくるまって飼葉おけに寝ているみどりご」イエスを見て、葛原妙子の短歌を思い浮かべた。

風媒のたまものとしてマリヤは蛹のごとき嬰児を抱(いだ)きぬ 『原牛』
ラ・トゥールの嬰児は布にくるまれて蛹というより繭のようではあるが・・。