風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

甜菜オリゴに含有されるらしいベタインが回すメチレーション回路

VB12と葉酸によってメチオニンメチオニンに戻す経路とは別に、ベタインによってメチオニンメチオニンに戻す経路があるようだ。

メチオニンから生成されたホモシステインシステイン(シスチン)やタウリンに変換する過程ではVB6が働いている。

シスチンやタウリンに変換されない場合のホモシステインはVB12と葉酸によってメチオニンに戻される経路とベタインによってメチオニンに戻される経路とがある、というのだ。

これらの栄養素が不足してこのホモシステイン濃度が上昇すると慢性疾患を引き起こすと言われているようだ。

 

さて、甜菜というのは砂糖をとるためのビートの品種の一つということだが、このビート(ビーツ)にベタインが多く含有されているという。

しかし、

ただし、ベタイン投与の結果、メチオニンが異常に増加し、脳浮腫を誘発する場合があるため、血漿中のメチオニンとホモシステインの濃度を適宜検査し、必要に応じて投与量を増減させる。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3

このような記載もある。

 

甜菜オリゴ糖

うちでは甜菜オリゴ糖は昔から常備していた物の一つで、娘は良く飲み物にオリゴ糖を入れていたのだが、私はオリゴ糖を入れることはなかった。

甜菜オリゴ糖にビート由来のベタインが含有されているかどうかは定かではないが、メチオニンシスチンのご飯喰いの私はメチオニン過多となって脳浮腫を起こすのを無意識のうちに避けていたのではないかと思ったりする。

一方、娘はご飯が嫌いで、毎朝パンに納豆の朝食で学校に行っていた。パンも納豆もメチオニンシスチンなので、不足しているメチオニンオリゴ糖で補っていたのではないかと思う。

 

こんな風に考え出したのは、最近になって、私自身がコーヒーに砂糖を入れて飲んで(通でないので砂糖を入れないと飲めない)、何か物足りないと思い、オリゴ糖を入れてみると美味しかったということが何度かあったからなのだ(特にパンに納豆を載せて食べた時など)。

恐らくこのところの私の体質がメチオニンシスチンに変わってきていたせいかと思う。

 

逆に、頭がもわる時は、亜鉛の多いコーヒーシュガーやオリゴ糖は摂らない方が良いように思う。ホモシステインメチオニンに戻す酵素亜鉛含有酵素だからだ。

頭がもわる時は、ホモシステインをシスチンに変換するVB6の多い黒糖を摂るのが良いかも知れない。

 

甘味一つで随分違ってくるものだ。

 

 

基本、私は、生命維持に必要な最小限は塩と砂糖だと思ってる。