風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2023年2月の『聴く』

「御言葉の飢饉」(アモス書   8章1節~12節)
                           ○○○○長老説教その1

 今日は、アモス書から御言葉を聞くことにいたしました。

 アモス書を選んだきっかけとなったのは、3月の受難節に、代読を担当した○○先生の説教です。説教は、ルカによる福音書の23章44節から49節までの御言葉で、主イエスが十字架にかかって、地上での生涯を終える場面でした。十字架にかかった主イエスの一番近くにいた百人隊長が、イエスの十字架上での様子を最初から最後まで、ずっとそばで見ており、主イエスが息絶えたときに「本当にこの人は正しい人だった」と告白し、そして群衆も胸を打ちながら帰っていったという場面です。力強い説教で、代読の準備をしながら、とても感銘を受けました。

 ルカ福音書23章の44節と45節に「既に昼の十二時ごろであった。全地は暗くなり、それが三時まで続いた。 45太陽は光を失っていた。神殿の垂れ幕が真ん中から裂けた。」と記されています。○○牧師は、これは、神様がしるしとして与えられたもので、裁きが行われたことを表す出来事であると、解説をしています。それと同時に、今日お読みした、アモス書8章9節に「その日が来ると、と主なる神は言われる。わたしは真昼に太陽を沈ませ白昼に大地を闇とする。」と書かれていると、アモス書の引用にも触れています。つまり、十字架の場面を、既に旧約の時代に預言していたということになります。

 ですので、このアモス書、アモスという預言者がどんな人物で、一体どんな預言をしたのかについて、学んでみたいと思い、今日の御言葉として選びました。

 

 



 

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