風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

朝食に目玉焼き!

 くまの子のウーフの朝ごはんは、パンとはちみつとたまごのめだまやきでした。
             神沢利子=作『くまの子ウーフ』(ポプラ社文庫)より


病院で、朝の血圧が基準値内だったのが、朝食後薬を飲んで上93下61と下がったことがあった。その日の昼食に出たのが目玉焼きで、チャーハンの中にも卵が入っていた。夫は「こんなに卵を食べて大丈夫なのかな?」と言っていたのだが、私は「目玉焼きの卵黄には亜鉛が多く、卵白にはナトリウムが多いので血圧が少し回復してくるかも知れない」と言ったのだった。

成分表を見ると、卵黄の亜鉛の値は高い。卵焼きにして卵白と混ぜると亜鉛がタンパク質の合成に使われるためか、亜鉛値は下がる。亜鉛は上の血圧を上げるのではないかと私は考えている。また、卵黄にはパントテン酸も多く含まれている。パントテン酸は副腎皮質ホルモンの合成を促すため、活動する日中や朝に良いだろうと思われる。
また、卵白にはナトリウムが多い。生の卵白で180mg、茹でた卵白で170mgとなっているから、これは調味料とは関係なく卵白自体が含有するナトリウム量であると思われる。それ故、卵焼きにするとナトリウム量はもっと多くなる。ナトリウムは下の血圧に影響するのではないかと私は考えている。

果たして、この目玉焼きの昼食を摂った夕方の血圧は上144下93にまで回復していた。夕方にちょっと回復しすぎたくらいであった。


このことから、昨日の日曜の朝食には目玉焼きを作ることにした。久しぶりの礼拝で、しかも礼拝の最初から最後まで講壇に立ち続けることになる。血圧があまり低すぎると持たないだろうと考えた。活動するためにはある程度の血圧は必要である。

目玉焼きにコールスローサラダ(キャベツ、玉ねぎ、ピーマン)。カレースープ(具なし)。ブルーベリージャムの食パン。ローズヒップ&ハイビスカスティー。ヨーグルト(オリゴ糖+オレンジマーマレード入り)。
朝食前の血圧がちょっと高めだったのが、カレースープで血行が良くなったせいか、食後は上132下85と下がった。
ところが、お昼の会合で食べたお弁当(昆布とシャケのおにぎり弁当)の中に少量だが卵焼きが入っていた。そのせいか、午後3時に測った血圧の下が95と出た。やはり下の血圧の値にはナトリウムが関係していると思われる。
そうそう、卵にはコリンも多いから、アセチルコリンの関与する拡張期の下の血圧を上げたと思う。


朝の血圧が高いのは、活動に備えて交感神経に切り替わるためではないかと考えるが、空腹もストレスとなって血圧を上げるだろう。

また、エアコン等で冷やしすぎて血流が悪くなり、汗もかけなくなると熱もこもって血圧も高くなると思われる。これからは熱中症の季節でもある。体内に水分が溜まりうっ血性の心不全を起こしていたので水分量も制限されていたのだが、その時々の状況を考えて判断しなければ、逆に脱水状態になる場合もあるので、注意が必要だ。

昨日夜の血圧は少し高めで良くなかったが、末梢血管を広げる軽いストレッチなどをやってから就寝したせいか、今朝の値は良好だった。食べ物や環境、ストレスの有無、睡眠時間など、あらゆることが血圧に反映されているように思われる。






これは、最近娘がはまっているトーストの目玉焼き乗っけ。
食パンは焼いた方が美味しいという。今日はちょっと手抜きをして失敗したらしい。

相手に笑い顔を見せた後の展開が凄すぎる!(↑)心理戦?