風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

老化と酸化と腎臓のろ過量と降圧剤

今、私たちは酸素を吸って生きている。酸素を吸わなければ生きていけない体となっている。
しかし、酸素を吸うということは体が酸化していくということである。
酸素が無ければ生きていけないんだけれど、酸素を吸い続けることで、体が酸化して老化していく。

歳と共に腎臓のろ過機能は衰えるという。これは歳と共に細胞が酸化していくからだと思う。
歳と共に体のあちこちが酸化していくと、血流を体の隅々まで廻すのが難しくなる。それで、歳と共に血圧も上がるのだろう。

元々血圧が高めという場合がある。血液がさらさらで動脈硬化もなく、血流が良い場合も血圧は高いのではないだろうか?血流の勢いが良いからだ。
これに対して体中が酸化して動脈硬化があったりする場合も、流れない血液を廻そうとして血圧は上がる、と思う。


血圧が高いとあちこちの臓器に圧がかかって機能が衰えるということで、医者は降圧剤を出す。
しかし、血圧を下げることばかり考えていても駄目だろう。体の抗酸化を考えなければ、根本的な解決にはならない。

抗酸化に働く栄養素の第一陣が亜鉛と銅である。しかし、降圧剤の中には、この亜鉛を駄目にするものがある。
血圧を下げて、クレアチニン値を下げて腎臓のろ過量を上げようと考えて降圧剤を出して、腎機能を駄目にしているのである。


夫の場合は、30代から40代にかけて、亜鉛を排出する(甲状腺機能亢進症の)薬を飲み続けてきたので、年齢より早く腎臓機能が衰えたと考えられる。そして、今は亜鉛を駄目にする降圧剤を飲んでいる。この薬を真面目に飲んだ後の検査結果では腎臓のろ過量が悪くなっている。あまり真面目に飲まなかった時は、改善されている。このことからも、腎臓は一度悪くしてしまうと元に戻らないというのも嘘だと分かる。抗酸化を考えて対処していけば老化を少し遅らすことができ、酸化した臓器を回復させることもできる、と言うことが出来ると思う。アンチエイジングというやつである。それでも、いずれ、死にはするけれど・・。



田中俊一原子力規制委員会委員長「今、福島県から東京電力放射性廃棄物は県外から持ち出しなさいっていう要求が出てますよね。ご存知ですか?持ち出せますか?持ち出せないでしょ。そういう厳しいところに向き合ってくのが、東京電力が担っている1Fの廃止なんですよ。…。国が、国がなんていうのは、まったくもう最低限ですよ、責任を果たすっていう意味では。」(抜粋)
原発事業は国策事業として進められてきたのだから、大元の責任は国にあると思うが???