風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

闘っているのは、私

闘っているのは、いつも私。
私って闘争心の強い人間だったんだ、と認識を新たにする。娘に言わせると、私の活動源は「怒り」だそうだ。私は「怒り」に突き動かされて行動しているらしい。

でも、私が闘っている相手は環境というものだ。寝室に入って来たスズメバチを捕獲して圧殺したのも二度とも私。人の目には見えない隙間から入って来る蟻を、ボンドで封じて阻止したのも私。まるで百年の孤独の中の、家を侵食してくる赤蟻と闘う女主人公のようだ。って、そこまでじゃないか。

今回闘ったのは蔓草達。
縁側から庭を見ていた午後、藪からしが垣を越えてお隣に侵入していきそうだったので、草刈り機をかけようと、会堂側からの牧師館の庭への入り口に行ってみると、スズメバチがやたら飛び交っている。こんなところで草刈り機の音をたててはまずいと思い、遠くから様子を見ていると、どうやら藪からしの花に来ているようだ。その日は一旦退いて、翌朝、蜂が居ないうちに草を刈った。

その前に記念撮影。


先ずは躑躅に絡みついた早乙女花。別名、ヘクソカズラ。全く酷い名前だなぁ。サオトメバナという名前だけでいいのに。


それから、藪からし。可愛くて実は好きなんだよね、この花。だから蔓延らせてしまうのかも。「また一つ空き家となりて藪からしって、まだ空き家にはなってない!うちは。


最後が仙人草。大好きなんだよね、やれやれ。

あ〜、それからこの草、吸盤で壁にくっついて這う。



引っこ抜こうとして持ったら、指が真っ赤に染まって、思わず、血か?切れた感じはしないんだけど・・?と思いながら取りあえず手を放して水道で手を洗った。凄いなぁ植物って!植物の知能ってどうなってるんだろう?自分の色素を出して、人に手を怪我したと思わせて放り投げさせるんだから、凄すぎ!まいりましたぁ〜。