最近、うちの内庭に来てくつろいでいた子猫、野良猫の子猫かと思っていたら、
「こらーっ」と言って、ドンドンと戸を叩くと、黒い方は桜の木によじ登って素早く逃げたが、胸が白い方は、塀をよじ登ろうとして失敗して桜の木の根元に蹲っているので、尚おどかすと、ようやく桜の幹によじ登って逃げた。
2回目に来ていた時も、またもや入口の方の塀をよじ登りに行こうとするので、「この前、そっちに行って登れなかっただろ!」と叱ると、向きを変えて桜の木によじ登った。追い打ちをかけるように戸をドンドンと叩くと、短い足で速度を速めて塀の上を走って行く。
もぅ、可愛いったらありゃしない。
可愛いんだけど、内庭に入ってくつろぐのは、猫祐(ねこすけ)だけでいいんだよ。
「猫の写真ばかり撮っていてアイコンもねこなんだけど…」〔休業中のアロマセラピスト良香さんの日常№23〕