風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

「アダムは人類を代表するという意味で、やがて来られるキリストの原型ですが・・」(ローマ人への手紙5:14リビングバイブル)

しかし、アダムからモーセまでの間においても、アダムの違反と同じような罪を犯さなかった者も、死の支配を免れなかった。このアダムは、きたるべき者の型である。(ローマ人への手紙5:14 口語訳)

 

若い頃、「アダムが来たるべき者の型」だというこの部分を読んだ時、すっきりと納得できなかった。「来たるべき者」が「キリスト」を表しているというのは分かる。しかし・・。

 

訳が新しくなって、ここの部分を読み返しても、やはり・・。

実にアダムは、来るべき方を前もって表す者だったのです。 (ローマの信徒への手紙5:14 新共同訳)

 

このアダムは来るべき方の雛型です。(ローマの信徒への手紙5:14 聖書協会共同訳)

 

 

ところが、最近リビングバイブルを読んで、納得したのだった。

 

アダムは人類を代表するという意味で、やがて来られるキリストの原型ですが、両者はなんと対照的でしょう。(ローマ人への手紙5:14 リビングバイブル)

 

おそらく聖書の原文にはないであろう「両者はなんと対照的でしょう」の一言があるために、深く深く腑に落ちたのであった。